第33回 :☆アメリカの個人年金保険(Annuity)☆2018年6月15日


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今回は、アメリカの個人年金保険であるAnnuityについてお話していきたいと思います。
Annuityとは、一般的に個人年金保険と言われています。Annnuityを購入すると、その保険料を元手に保険会社がお金を運用し、リタイアメント時に毎年(または毎月)年金として一定の金額が支払われる仕組みになっており、国や企業に頼るのではない、自分で年金を作る保険商品です。IRAや401Kなど個人で備える様々なリタイアメントの運用手段の中でも、元本を超えて死ぬまでお金が受け取り続けられる唯一の方法です。

受け取り開始のタイミングの種類
Immediate Annuity:
Annuityにお金を入金してからすぐに受け取りが始まるタイプ。リタイヤメント準備のため投資で増やしてきた資金で保険を購入し、リタイヤメント後の一生涯途切れることのない収入受け取りたい場合に使われます。
Deferred Annuity:
Annuityにお金を寝かせておく期間があり、その間にお金を運用して増やし、その後に受け取りが始まるタイプ。リタイヤメント準備のために長年かけて運用をしたい場合に使われます。

Deferred Annuityの運用方法の種類
Fixed Annuity:
積み立てられた資金に対して元本保証で固定利回りが適用され、契約時に定められた支給額を受け取るタイプ。他のリタイヤメント口座でいえば、PensionなどのDefined Benefit Plan(確定給付型)に似ています。
Variable Annuity:
保険料を契約者自身が選んだミューチュアルファンドなどによって運用し、その投資パフォーマンスに応じて支給額が決まるタイプ。選んだ種類によっては運用がマイナスになることもあります。リタイヤメント口座でいえば、401(k)などのDefined Contribution Plan(確定拠出型)に似ています。
Index Annuity:
本来、Fixed Annuity(元本保証)に属するものですが、利率はS&P500やNasdaq-100などの株価指数の実績によって変動するものです。もし、市場が下がっても元本とそれまでに得た利息は保障されていますので お金が減るといった心配はありません 

受取方法の種類
一定期間受取:
5年、10年、20年などの一定期間、年金の受け取りをします。その一定期間内に本人が死亡した場合にも、残りの期間はBeneficiaryが受け取りをします。
一生涯受取:
本人の生存している限り、受け取りが一生涯続きます。夫婦型もあり、どちらか一方が生存している限り支払いが続きます。
一定期間の保証付 生涯受け取り:
“Life with a 10 year period certain”などのように、一定期間の受け取り保証がついた生涯受け取り型。一定期間内(この場合は指定の10年間)に本人が死亡した場合は、Beneficiaryが残りの期間支払いを受けます。本人が10年を超えて生存すれば、生存している間は支払いが続きます。

税金上の取り扱いとペナルティー
Annuityに入れる資金には税金控除はありませんが、運用利回りは税遅延が適用され、受け取りをするときまで課税が繰延べられます。ただし、これはリタイアメント資金のための税優遇であるため59歳半以前に引き出しをすると、利回り部分はインカムタックスの課税対象となり、また10%のペナルティもかかります。さらに早期解約の場合には、サレンダー・チャージもかかる可能性があります。
自分の老後を長い間、守ってくれる個人年金ですので、さまざまなタイプを比較してご自身のプランにあったものをお選びください。
日本と比較して、アメリカは個人年金保険は種類も豊富で金利にも魅力的なものがたくさんあります。
せっかくアメリカに住んでいらっしゃるのであれば、加入のチャンスがありますのでぜひ一度は話を聞いてみることをお勧めいたします。

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小粥 はるか(Haruka Ogai)


OgaiMiyata 日本の保険にもアメリカの保険にもそれぞれいいところがあります。幅広い選択肢の中から自分にぴったりなプランを探すため、私たちの知識や情報をお役立てください。


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