第37回 :☆2019年健康保険(オバマケア)について❷☆2018年10月26日


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前回のコラムで概要についてお話ししたオバマケアですが、今回は健康保険のネットワークの仕組みやプランなどを含めてお話ししていきます。
アメリカの健康保険には様々な仕組みが混在していますが、その主流になっているHMO(Health Maintenance Organization)とPPO(Preferred Provider Organization)です。HMO、PPOは、それぞれが医療機関と契約を結んで独自の保険システムを構築しています。HMOやPPOが構築したシステムを商品化して販売しているのが、KaiserやBlue Shieldといった保険会社です。
HMOとPPOの基本的な違いは何かというと、HMOは主治医を指定して、どの科にかかる場合も必ず主治医を通してHMOのネットワーク内の医師なり病院なりを紹介してもらって受診するのに対し、PPOはどんな専門分野のドクターでもネットワークの中から自分で選べます。ただし、病院・医師の所に行く前にご自身で電話やインターネットの情報なりで保険が適応になるのかの確認が必要です。また、ネットワーク外であっても一部は保険が効くという特徴もあります。PPOと特徴が似ているプランにEPOがありますがこちらはネットワーク外では全く保険が効きません。
HMOもPPOもそれぞれ一長一短で、一概にどちらのシステムが優れているとは言い切れません。ご自身の住んでいる地域でのネットワークのカバー状況や、自分の受けたい治療や行きたい病院、通院頻度、そして月々の保険料などを比較して検討することをおすすめいたします。
オバマケアではすべてのプランで基本的な健康保険の保障として以下の10項目を提供しなければならないとしています。
hoken 特に予防ケアについてはカバーしなければならない項目が定められ、無料で提供されています。特定のがん検診や糖尿病、婦人科検診などが含まれます。子どもについてさらには別項目が決められており、予防接種、自閉症スクリーニングやカウンセリングなども含まれています。
また、保険の保障内容の比較を容易にするために保険プランは、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのレベルに分けられました。ブロンズは保険料が一番安い代わりに自己負担が大きく、プラチナは保険料が一番高い代わりに自己負担が少なくなります。ブロンズ・シルバープランには年間の自己負担額(Deductible)が高く設定されており、その金額に達するまでは全額自己負担となっています。同じプラン、ネットワークを選んでも選ぶ保険会社や住む地域によって保険料は異なります。
hoken 上記の表の医療費とは別に、「Office visit Co-pay」と呼ばれる料金(いわゆる診察料)が受診する度に発生します。医療機関に行かれた際は、通常この料金だけを窓口で支払い、それ以外の患者が負担する医療費は、後日保険会社から請求書が届く、という流れになります。
健康保険はいつでも加入ができるものではなくなりました。新規加入や見直しはオープンエンロールメント期間中でないと出来ませんので、分からないことなどがあれば早めにご相談することをおすすめいたします。
カリフォルニア州はオープンエンロールメントが前倒しで延長され、2019年度の保険に加入・変更の出来る期間は 2018年10月15日から2019年1月15日までとなりました。ただし、 2018年1月1日からの保障が欲しい場合の申込締め切りは12月15日です。
加入の必要な方は出来るだけ早く比較検討をして、余裕をもって申込みを済ませることをおすすめ致します。

小粥 はるか(Haruka Ogai)


OgaiMiyata 日本の保険にもアメリカの保険にもそれぞれいいところがあります。幅広い選択肢の中から自分にぴったりなプランを探すため、私たちの知識や情報をお役立てください。


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