非課税資金を用いたリタイアメント
2017年10月6日



リタイアメント期間中の主要な支出項目は生活費とヘルスケアに必要な費用です。それらの費用を非課税資金を用いて支出すると、節税になるだけでなく他の支出に掛かる税も減らす事が可能になります。

複雑に絡む課税関係
リタイアメント生活を開始すると資金を支出する際に複雑な課税スケジュールに直面します。ソーシャル・セキュリティや個人年金、遅延収入、医療費、メディケア保険料、相続税、贈与税等についての課税関係について精通していますか?以下の記事ではより節税を進める為の対策と、財政管理をより簡素化する為の方策について検討します。

課税ルール
まず最初にリタイアメントの収入源について検討しましょう。
適格リタイアメント口座:所得税率で課税される税額を最小化する事に気を取られがちですが、70.5歳以降に発生する最低要求引出額(RMD)を引き出す義務があます。要求引出し率は年をとるにしたがって増加するので、年齢が高い程早く口座残高が減少します。
ソーシャル・セキュリティ・ベネフィットは夫婦の調整後総所得(AGI)が$44,000を超える場合、85%の金額が課税対象となります(2017年)。
メディケア・パートB保険料は2年前に報告された修正AGIに拠って決まります。2017年の場合、2015年のAGIが$170,000以下の場合には毎月保険料は$134ですが、$170,000を超えて$214,000以下の場合には$187.50となります。課税所得をリタイアメント生活に支出する場合、所得税の支払に加えて、ソーシャル・セキュリティ・ベネフィットへの課税を増加させ、メディケア・パートBの保険料を増加させる場合があります。節税に取り組む事は良い事ですが、複雑に絡む所得や支出費目に関する課税関係を良く理解する必要があります。


非課税所得で生活する
非課税所得を用いて生活する事により、課税スケジュールに関する悩みを減らす事が可能になります。
Roth IRA/401(k): Roth口座からの引出しは通常課税所得とならず、AGIの一部に参入されることはありません。
生涯生命保険のキャッシュバリューからの引出しやローンは通常非課税所得と見なされます。
地方債(Municipal Bonds)からの収益を満期時に受け取る場合、収益は非課税所得と見なされます。満期以前に地方債を売却して得た収益はキャピタルゲインとみなされるの注意が必要です。

健康維持の為の非課税資金
リタイアメント時の最大の財政リスクの一つは健康維持費用です。課税所得を用いて健康維持費用を支払うと、税引き後資金を使って医療費を支払う事になります。 健康維持費用については、上記の非課税資金に加えてHealth Savings Account:HSA)と呼ばれる非課税資金の活用が可能です。
健康貯蓄口座(HSA)
HSAは雇用主から提供される高額控除健康保険(High Deductible Health Plan: HDHP)と連動した税法上の優遇された貯蓄プランです。 従業員によるHSAへの拠出金は非課税となります。投資収益は非課税で成長します。引出しも通常課税されませんが、65歳以前に引き出すと違反金が科せられることがあります。
健康保険の保険料をHSAの資金を使って支払う事ができます。メディケア・パートA,B,C,Dの保険料や自己負担分、控除分、COBRAの保険料等が対象となります。 ロングタームケア・保険(LTCi)の保険料もHSAの非課税資金を使って支払う事ができます。LTCiから受け取る保険金は通常非課税の扱いとなります。 この事は、非課税資金を使って保険料を払い込み、非課税の保険金を受け取る事が可能な事を意味しています。

配偶者の為の非課税資金
夫婦の場合、遺産を最初に受け取るのは残された配偶者となります。 生命保険金は通常非課税の扱いを受けます。残された配偶者は、それまでに支出した生活費を非課税資金として取り戻し、同じライフスタイルを継続する事が可能になります。

引出し率を減少させる
税支払を必要としない非課税資金を引き出す事には、引出し率を減少させるという利点があります。 この事により、資産をより長い期間保全する事が可能になります。 リタイア期間の最初の数年間の税支払を毎年削減するだけでも、その後のリタイアメント資金の残高に大きな影響を与えます。

非課税資金を貯める
Roth IRAや生涯生命保険のキャッシュバリュー、HSA口座のような非課税資金を貯めるには時間をかける必要があります。 リタイアするずっと前からそうしたオプションについて良く勉強し、複雑な課税関係を取り扱う難しさを理解しましょう。 上記の記述は例を紹介する為のものであり、特定の状況に最適な解決策を見出す為にはファイナンシャル・アドバイザに相談してください。



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黒沢篤 (Alex Kurosawa)

ファイナンシャル・アドバイザー


アレックス・クロサワ(黒沢篤)氏はパーク・アベニュー・セキュリティーズ LLC (PAS)に勤務するレジスタード・レプリゼンタティブでありファイナンシャル・アドバイザである。住所と電話番号OSJ: 20 Bicentennial Circle, Suite 100, Sacramento, CA 95826, (916)379-0200. 証券類商品はFINRA及びSIPCのメンバであるPASから提供される。同氏はニューヨーク州ニューヨーク市に所在する米国ガーディアン生命保険会社®(ガーディアン)のファイナンシャル・レプリゼンタティブでもある。PASはガーディアンの間接100%子会社である。パシフィック・アドバイザーズ社はPAS及びガーディアン社の関連会社でも子会社でもない。保険商品は通称パシフィック・アドバイザーズと称されるワン・パシフィック・ファイナンシャル・アンド・インシュアランス・ソリューションズ、LLCを通じて販売される・パシフィック・アドバイザーズLLCは業務免許を受けた投資アドバイザ企業ではない。2005-2017著作権。カリフォルニア州保険免許 #0I32272 2017-446736 (exp.08/19)

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