J weekly | サンフランシスコのフリーペーパー

新生活2016年5月13日

   SSN

ソーシャル・セキュリティ番号

ソーシャルセキュリティとは


Social Security Num-ber (SSN) とは、本来は社会保障を受けるための登録番号であり、同時に納税のための登録番号ですが、戸籍のないアメリカでは個人を特定する唯一の方法なので、銀行口座開設、運転免許証取得などのいろいろな場面で使用されます。SSNを持っていれば手続きがスムーズに進みますので、渡米後、早めに取得しましょう。

申請に必要なもの


  1. 1. パスポート
  2. 2. I-94(Homeland Se-curityのホームページからプリントアウトしたもの)
  3. 3.合法的に働けるステータス(VISAなど)

申請用紙に住所、氏名、市民権の有無と国籍、性別、生年月日などを記入し、最寄りのソーシャル・セキュリティー・アドミニストレーション・オフィス(社会保障局)に提出します。受理されれば、約1ヶ月後番号が印刷されたカードが郵送されて来ます。
発行された番号は、一人につき一つだけの番号となり、カードを紛失した場合再発行が可能です。結婚などで姓が変わった時、住所が変わった時、永住権取得などでステータスが変わった時などは、すみやかに最寄りのオフィスに届け出ましょう。正しく行われない場合には、タックスリターンの際などに登録情報と異なるものとして、書類不備と見なされてしまうのでご注意下さい。



   銀行口座

アカウントの種類


■Checking Account

カード社会のアメリカでまず必要となるのが、「チェッキングアカウント」です。手続きには身分を証明するものが必要となります。通常はソーシャルセキュリテイーカード(原本)や運転免許証が必要となりますが、アメリカに移住したばかりの場合、パスポート、日本のクレジットカード、日本での住所、何かあったときの日本の連絡先、日本の勤務先、学生の場合はビザなどを持参することをおすすめします。こちらの口座は普段日常で必要なお金を入れておく口座です。チェッキングという名の通り口座を開くと同時に小切手も発行され、それは後日郵便で送られてきます。
この口座を使う上で気をつけたい点は「オーバードラフト」です。アメリカには通帳がないので、口座からお金を引き落とすたびにトランザクションノートに記録を付ける習慣が大事となります。それと同時に「オーバードラフトプロテクション」と呼ばれるサービスを利用するのもおすすめです。また夫婦でジョイントアカウント(連盟口座)を開設すると、こちらで税金を扶養として申請される場合便利になります。)

■Saving Account

貯蓄目的の口座には三種類あります。利息がつくが引き出しに制限のある「セービングアカウント」、日本の定期預金にあたるアカウント「CD」、そしてチェッキングとセービングの間にある「マネーマーケット」です。マネーマーケットは利息がつく上、小切手も切れます。しかしセービングと同じく引き出し額制限があるので使用の際注意が必要です。それぞれ特色の違う口座の中から自身の目的に合った口座を見つけるのは時に困難を要します。自身の資金繰りをオペレーターと相談してから自分にあった口座を開設するといいかもしれません。

■Debit Card ATM Card

チェッキングアカウント開設時に発行されるのがデビットカードまたはATMカードと呼ばれるものです。このカードがあれば買い物やお金の引き出しができます。口座を開設した銀行のATMマシーンであれば4桁のパスワードを入力するだけで、24時間無料で利用することが可能です。オーバードラフトを防ぐため、利用の際必ず口座にお金が入っていることを確認してから利用するようにしましょう。

紛失、盗難時の対処法


カードまたは小切手を紛失した場合、まずはカスタマーサービスに電話をしましょう。そこで口座を一時的にフリーズしてもらえます。盗難の際も同じくカスタマーサービスに電話をし、口座を閉鎖してもらうようにしましょう。口座を開くと同時に渡される説明書に重要な電話番号が記されているカードが入っています。大切に保管しておくようにしましょう。

日本へ送金について


こちらの口座から日本の銀行口座へ送金する場合、必ず手数料がかかります。手数料は送金の金額によってではなく一回の使用の際にかかるので、なるべく一回にまとまった金額を送金するようにしましょう。

小切手を切る際の注意点


ペンは黒か青のものを使いましょう。そして数字と金額を英語で書く欄が一致しているかと、相手の名前の確認を行いましょう。簡単な注意事項ですが、確認をしてから相手に渡すようにするとトラブルを事前に防ぐことができます。

   クレジットカード

カード決済がスタンダード


日本とは違いアメリカはカード社会。一人で2枚、3枚のカードを持ち歩く人も多いです。特に日本から来たばかりの際は日本の円建てのクレジットカードを使用する事が多いですが、ドル建てのカードを早急に作ったほうが管理しやすくなります。車や家のローン申請やアパート契約の際にも必ずクレジットカードの情報は訊かれます。渡米したらなるべく早い段階で発行申請をしましょう。しかし、問題なのはアメリカに来たばかりの人がクレジットカードを申請しても「クレジットスコアがない」と却下されるケースが多いことです。

クレジットスコアって何?


クレジットスコアとは、信用偏差値のこと。その人の信用を測る物差しで、クレジットカードの利用履歴などで点数がつきます。クレジットカードをもっている人なら、皆が格付されている全国規模の偏差値といえます。米国では20年以上前からこのクレジットスコアが猛威をふるい、人々の生活を支配してきました。もともとはクレジットカードや住宅ローンの審査に使われていたのですが、いつのまにか、就職や転居などの生活全般でも、信用を測る物差しとして利用されるようになりました。

住宅購入や就職の際に必要


米国にはエキファックス、エクスペリアン、トランスユニオンという三つのクレジットビューロー(信用情報機関)があります。そこには全米からクレジットカード、消費者ローン、住宅ローン、携帯電話、公共料金、家賃、物品レンタルなどについての個人の利用や返済に関する履歴(クレジットヒストリー)が大量に集まります。各ビューローは、そのクレジットヒストリーを元に独自の計算方式でクレジットスコア(信用偏差値)を割り出します。

その計算はシステム大手のフェアアイザック社が開発したFICOスコアのノウハウが基本になっています。FICOスコアでは、300点から850点で個人を格付します。低い点数の人は、信用力が低いとみなされ、預金金利は低く設定され、リボ払いや住宅ローンの金利は高くなります。それに引き換え、高い点数の人は、信用力が十分にあるとみられ、預金金利は高く、ローン金利は低く設定されます。それだけでなく、スコアは、一般企業にも販売されているため、社会生活にも影響します。就職の時はその点数で左右され、転居の際も点数が低いと支払いに支障が起きる危険性があるとして警戒されます。

クレジットスコアをあげる


点数分布は刻々変わりますが、平均点は680点から700点。いずれにせよ、米国に住むにはクレジットスコアが重要な指標となります。点数をあげるには、次のような点に気をつけるように言われます。

●クレジットの利用額を減らす。限度額の20%~50%に抑えつつ、毎月使う
●クレジットカードを持ちすぎす、2〜3枚にする
●6カ月間は新しいクレジットカードを作らない
●ローンを組む前に自分の信用格付が正しいかどうかを確認しておく
●住宅ローンを組む気があるなら消費者金融は利用しない



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