J weekly | サンフランシスコのフリーペーパー

新生活/不動産2018年3月23日

   不動産

East Bay の物件ならお手頃価格が可能

2017年第4半期におけるサンフランシスコの中間値($1.5M)の物件を購入するには30・3万ドルの年収が必要であるというデータ結果がでました。このデータは、20%の頭金があるということを前提にしています。サンフランシスコに住んでいる家庭で、この条件を満たすのは全体の12%ほどです。残りの88%のうち自宅を購入したいけれど、ベイエリアから出ていきたくない人たちには、イーストベイでのご購入を検討してみることをお勧めします。イーストベイは広くて多くの市がありますが、そのうちの4つの市をチャートにしてみました。どの市も毎年着実に価格が上がっていて、これからも上がっていくという予想が出ています。チャートのうち、2018年1月の一軒家の中間値は、サンパブロ$448K、ブレントウッド$550K、オークランド$673K、カストロバレー$784Kで、サンフランシスコに比べたら格段に低い価格で購入が可能です。オンライン不動産情報サイトrealtor.com によると、カストロバレーは、2017年に全米で最も好調な不動産マーケット6位に、ダブリンは全米で最も急速に成長している郊外3位に選ばれています。

近年、イーストベイへの大手企業の進出・拡大は目覚ましいものがあります。パンドラ、オラクル、ブルーシールド、クロロックス、カイザーなどはオークランドに、テスラとフェイスブックはフリーモントに大きなオフィスを構えています。イーストベイであれば、企業は、より大きなオフィスを低い家賃で得ることができ、従業員はもっとお手頃な価格で物件を購入したり賃貸することができます。企業が進出・拡大すれば、従業員も増えるので、自然と不動産への需要が高まります。今のうちに購入しておけば、数年後には価格上昇が見込めるでしょう。

ただ、イーストベイの中でも、バークレー、フリーモント、ウォールナットクリーク、プレザントン、サンラモンの1軒屋の中間値は1Mをすでに超えています。同じイーストベイでも、すべての市がお手頃価格というわけではありません。自分の予算とニーズを検討してローカルに強い不動産エージェントに相談すると良いでしょう。

河村 るび
2017年に5回目のColdwell Banker トップエージェント賞を受賞
場所:
【サンフランシスコ】1390 Noriega St, San Fransisco
【バークレー】1495 Shattuck Ave, Berkeley
電話: 1-415-613-3285(日本語対応)
Web: www.RubiSellsBayAreaHomes.com
Email:rubi.home@gmail.com
全米最大手不動産会社Coldwell Bankerのトップセールスエージェント。San FranciscoやEast Bayを中心に、ベイエリア全域の不動産売買を担当。

   アメリカでの住まい選び

住まいを選ぶ段階で学校区を意識、学校区を選ぶときのポイント

ご家族で物件を探される際、『学校(区)』選びが最初の基準になると思います。そこで今回は、学校(区)を選ぶ際のポイントとして、3段階の手順についてご説明させて頂きます。

まず、最初の手順は、①『お子様の教育方針を明確にする』ことです。アメリカの学校は日本の学校と異なり、特に決められた教科書がなく、それぞれの教科に対する時間の割り当ても、学校区や校長の教育方針によって変わってきます。例えば、パロアルトやクパチーノ学校区はよりアカデミックな教育に力を入れており、学力を伸ばすためのカリキュラムが組まれています。そこで学ぶことで、高レベルな知識を身に着けられる可能性は高いと思います。その反面として、宿題の量も多く、学校が終わった後も勉強に費やす時間が必要となり、大変と感じる方もいらっしゃいます。その一方で、ロスアルトスやサラトガ学校区はアート(音楽や芸術)にも力を入れていて、芸術に対する感性を磨くことができるような教育方針をとっています。右記の学校区は学校を評価するサイトでは、同等の高評価を得ておりますが、その教育内容はかなり異なってきます。そのため、まずはお子様の性格や教育方針を明確にすることから始める事をお勧めさせて頂きます。

次に行う手順が、②『学校の情報を手に入れる』ことです。「Greats School: https://www.greatschools.org」というインターネットサイトで、学校の一般的な情報(10段階評価、APIスコア、学生人数、生徒と先生の割合、人種割合)を確認することができます。この情報を基にある程度エリアや学校区を絞っていきます。一般的に10段階評価中8以上が良いといわれています。その他、お知り合いの方で、実際に学校に通われている方がいらっしゃると、より具体的な情報を入手することができると思います。

そして、最後に行う手順が、③『学校(学校区)を訪問する』ことです。この学校訪問の目的は3つあります。一つ目は『学校の雰囲気をみる』という点です。学校の規模を確認したり、特に登下校中の雰囲気をみると、どういった生徒や親が学校に通っているかが良くわかります。二つ目は、『学校の教育方針を実際に確認する』という点です。最初に記載しましたが学校の方針は、学校区や校長先生によって変わってきます。そのため、学校に行くといろいろな掲示物があったりするので、その内容を見ると学校の特色が見えてきたりします。また、時間をとれるようでしたら、学校に事前に連絡をしてアポイントを取り、校長先生とお話することをお勧めさせて頂きます。三つ目は、『空き状況の確認』です。最近は、評価の高い学校に入学させたいという要望から、生徒数が定員オーバーとなり、せっかく決められた学校区内に住んだのにも関わらず、希望の学校に入れないという場合もあります。これは、Grade(学年)によっても異なりますので、事前に確認されることをお勧めさせて頂きます。
そのほか、日本から来られた方は、学校が終わった後や土日に、お子様を日本語の補習校に通わせることが多いので、学校の授業のほかにも勉強をする時間を取られてしまうことも考慮されておいた方が良いと思います。

小学校に入学する前

小学校に入学する前は、学校区が関係ないため、まったく違うエリアにお住まいになられる方もいらっしゃいますが、お子様が3、4歳ですと、1、2年後に小学校に通うことになるので、先行して将来いれようと思う学校区に住むことで、いろいろな情報を手に入れらるというメリットがあります。また、アメリカの学校はキンダーガーデン(Grade5)からあるので、学校区については、できる限り早めに検討された方が良いと思います。

お子様にDisabilityがある場合

お子様にDisability がある場合、重要ポイントとなるのは『学校』ではなく、『学校区』の方針 になってきます。これは、『Special Education』の方針が『学校区』によって異なるからです。
手順としては、①『お子様の教育方針を明確にする』という点は変わらないのですが、②『学校の情報を手に入れる』という点で、学校のサポート状況について、インターネットサイトから情報を取る事が難しいのが現状です。そのため、最初から、『Special Education 』の担当者に連絡をとり、相談や面談を行います。そして、その症状によって、学校側がサポート体制(一対一のサポートをつける、セラピーをつける、普通クラスではなく特別クラスで教える等)を検討します。その後、一旦居住地の学校に通うことに変わりはないのですが、一定期間学校に通わせてみて、同じ学校区内の別の『学校のシステム』の方がより合っているという事がわかると、そちらの学校に転校する事もあります。この検討期間が、ロスアルトス学校区は30日なのに対し、クパチーノ学校区は60日となっている等、学校区ごとにサポート内容が異なっているので、どういうシステム、またサポート体制があるかという事を『学校区』に事前に確認することをお勧めさせて頂きます。

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