Yokohama Iekei Ramen

Mr. Soe Ya さん

ビジネスマンではない、私は「自家製」にこだわる料理人


2017年7月28日
ミャンマー生まれ、東京育ち
私は1976年にミャンマーで生まれましたが、父親が仕事の関係で日本に駐在になりまして生まれてすぐに日本に住みました。その後ミャンマーに一旦戻ったのですが、中学生の時にまた東京に来て、それから2007年まで住んでいました。ですので、考え方は日本人です。

出汁、麺、家系(いえけい)ラーメンとの出会い
高校2年生の時に学校を辞めまして、新宿小田急デパートのパン屋さんでフルタイムで5年間働きました。親戚にパン屋さんがいて、私もそのようなプロフェッショナルな職につきたいと思ったのがきっかけです。そのため私はフランスのパンは全て焼く事ができるんでよ!私はベイカーでもあります。 その後同じ新宿にあるイタリアンレストランでシェフとして2年間、八重洲のうなぎ屋さんで3年間働きました。その時に出会ったのが板橋にあるそば屋さんです。創業100年以上と歴史のあるそば屋さんなのですが、その店主に出汁の取り方、そばの打ち方を丁寧に教えてもらうことができました。その手順、その美味しさに感銘を受け、「私も将来このような店をやりたい!」と思いました。
当時東京では「とんこつラーメン」が出始めた頃でした。その後爆発的人気になっていくのですが、次に働いたラーメン店の店長が「家系ラーメン」で有名な、私の師匠である沖山大輔氏です。それが私の家系ラーメンとの出会いです。
沖山氏の「とんこつラーメン」はナンバー・ワンです。本当に美味しいです。彼にラーメンを1から教えてもらい、「これだ!」と思いました。その後セミナーに通い、ラーメンスクールでも必死に勉強しました。
沖山氏に教えていただいて一番心に残っていることは「通常の時も、忙しい時も同じ味を出す」ということです。2、3杯だったらちゃんと作れるけれども、20名がお店に来た時にそれと同じ味を出すということは、なかなか難しいことですよね。今でのその事は徹底しております。

自分の店をついに開業
日本でアメリカ人の妻に出会い、2007年に彼女の故郷であるベイエリアに引っ越してきました。そこから日本食レストランで働き、5年かけて資金を貯めました。最初の店舗はここユニオンシティーに2012年にオープンさせました。
これからアメリカで飲食店をオープンさせたいと考えている日本人の方にメッセージなのですが、まず大切なのは立地条件です。私は自分の足で探し、自分の目で人通りを見極めました。そして次に、ライセンスです。飲食業のライセンスを取得するためには少なくとも1年はかかってしまいますので、すぐにオープンさせたい方は元々レストランなどでライセンスのある店で、権利だけ買い取る形にすることです。日本では「居抜き」と呼ばれていますが、厨房機器、カウンターなどの設備、椅子やテーブルなどを含むインテリアがそのまま譲渡される場合もあり、店名だけを変えるだけなので、低コストです。

2店目をオープン!
7月にフリーモントに2店目をオープンさせます。ユニオンシティーの店は週末には行列ができ、フリーモントから来てくださるお客様も多くいらしたからです。サンフランシスコのダウンタウンも考えたのですが、この2店舗間の移動距離が短いこともあり、ここに決めました。
 食べていただければ違いがわかると思うのですが、全て自分で作っています。麺も、スープもチャーシューも。濃縮のストックや、粉末の出汁などは一切使っていません。これだけはしっかりやりたい。そのためコストがかかってしまい利益率は小さいのですが、私はビジネスマンではありません、料理人です。アメリカの人々に体に良い、本当に美味しい「家系ラーメン」をもっと味わって欲しいです。

Yokohama Iekei Ramen
32136 Alvarado Blvd Union City CA 94587
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510-675-74332