フリーアナウンサー

香山 ひとみ さん

ベイエリアで過ごす「今」を楽しみたい


2018年4月6日
フジテレビ 「とくダネ!」の生放送CM ナビゲーターや、日本テレビ「news every.」でリポーターを務めていたフリーアナウンサーの香山ひとみさん。ご主人の転勤を機に渡米し、現在はベイエリアで子育てに奮闘中。女性アナウンサー特有の人を弾き付ける華やかさと、明瞭にかつ場の雰囲気を絶妙に汲みながら話す好感度の高さを持ち併せる香山さん。そんな香山さんにお仕事やベイエリアでの生活について話を伺った。

アナウンサーのお仕事を選ばれたきっかけは何ですか?
実家がお寿司屋さんで子供の頃から接客業が常に身近にあり、人と接する仕事がしたいと思っていました。大学卒業後ウェディングプランナーとして働き、大変ながらも充実した日々を過ごしていました。しかし、スキルを身に着けて結婚しても長く続けられるような仕事がしたいと思い、結婚式の司会業を目指して転職活動を始めました。その後、フリーアナウンサー等のマネージメントを行う事務所への所属が決まり、事務所併設のアナウンス学校に通いながら、徐々に仕事を頂けるようになったのがきっかけです。

アナウンサーのお仕事で楽しかったのはどんな所ですか?
常に楽しくて、大好きなお仕事でした。「とくダネ!」で生放送のCMの仕事をしていた時は、番組がバタバタと進行する中、そのCM中はスタジオが一瞬無音になり、音楽もなしに自分だけが話し始めます。この緊張感はとても刺激的でした。言葉が飛んだらどうしようと毎回ドキドキしましたが、それが生放送の醍醐味でもありました。
番組制作はチームプレーです。原稿を書くライターさん、カメラマンや美術さんなど多数のスタッフの手によって作り上げられています。そうしてチームで番組を作りあげ、喜びも大変さも共有出来るという点が魅力だと思います。
あと、色々なテーマの番組や取材先があるので、このお仕事をしていなかったら知らなかったであろう新しいテーマにチャレンジ出来たことも勉強になりました。

渡米が決まった時、どう思いましたか?
主人の仕事でのステップアップなのだろうから、まずは素直に「おめでとう!頑張って!」という気持ちでした。ただ、私自身は仕事で一番色々な事に挑戦できていた時期だったので、仕事から離れることに対して迷いもありました。しかし、海外生活も貴重な経験だと思うようになり、少しずつではありますが踏ん切りがつきました。今、ここで過ごす時間を楽しみたい。それに、もし日本にいたら、産後すぐに子供を預けて仕事に復帰していたと思います。それも素晴らしいことですが、今は子供と過ごす時間がとても幸せで、本当に貴重なかけがえのない時間や経験だと感じています。環境が変わり新しい価値観を知れるきっかけにもなったなと思います。
いつか仕事に復帰したいという思いはありますが、出産前には想像していなかったような気持ちが湧いてきているのも事実です。

ベイエリアの好きなところは?
人が優しく、多様性を受け入れているところです。色々な国の人が住んでいる為、拙い英語にも寛容で、こちらが伝えたいことを理解しようとしてくれる姿勢を感じます。

趣味は何ですか?
ヨガを。アメリカと比較して日本はサービス過多な部分があるんだなと感じました。日本ではシャワーやロッカーなどなんでも揃っていて、とても綺麗。だけどその分価格設定も高め。しかし、こちらのヨガ教室はシンプルにスタジオだけがある。それで十分だと思うようになりました。 ヨガ自体も気持ちよく楽しいですが、スタジオは多国籍な生徒さんでいっぱいで面白いです。先日、先生が「"~~~Japanese style".」と言って、正座のポーズをしました。それに続いて色々な国の人が正座を!!何だか日本人として少し嬉しく思った瞬間でした(笑)。他にも、妊婦さんが普通にものすごいポーズをこなしていたり(日本の方が妊婦に対するポーズ制限が多い)、黒人の女の子がとっても柔らかなポーズを目の前でやっていたり、無心でヨガをしつつ、ここでも多国籍な文化を感じ楽しんでいます。


香山 ひとみ
1988年生まれ、東京都出身。フリーアナウンサー。過去の主な出演歴として、フジテレビ 「とくダネ!」内の生放送CMや、日本テレビ「news every.」での特集などが挙げられる。現在は家族でベイエリアに在住。