Stonemill Matcha CEO

塚田 英次郎 さん

「お茶を飲んで、心が満たされる」
そんな感覚を味わってもらいたい


2018年6月8日
5月12日、サンフランシスコにオープンした本格抹茶カフェStonemill Matcha。オープンから連日大人気の秘訣をStonemill Matcha CEO 塚田氏のインタビューから探る。

本格抹茶カフェ「Stonemill Matcha」オープンに至った経緯を教えてください。

日本の”茶の間”空間を提供しようと思ったのがきっかけです。
私が小さい頃、茶の間で祖母に作ってもらったお茶を飲んでほっとした感覚が未だに忘れられません。時代をさかのぼると、武士が戦場に行く前に抹茶を飲み、心を落ち着かせていたという背景があるように、コーヒーやエナジードリンクを飲んで元気になるのとはまた違う、じっくりと時間をかけて、心も体も満たされて、元気になれるのが抹茶の特徴。その感覚をお客様に味わってもらいたいです。
また、日本の”茶の間”というのは、家族でくつろぐ団欒の場所であり、お客さんを招く場所であったり、マルチファンクショナルな空間だと思うんです。アメリカで、茶の間感覚で気軽に、居心地のいい空間を提供できればと思いオープンに至りました。

何故、”サンフランシスコ”を最初の拠点に選んだのでしょうか?

まず1つ目は、サンフランシスコはDiversityに寛容であるというところ。新しいもの好きでFood Curiousな人も多いのがサンフランシスコの特徴だと思います。この地であれば、ブームで終わるのではなく、日本らしい、オーセンティックな良さを生かしつつ、アメリカ独自のスタイルで生活の中に取り入れてもらえると思っています。
もう1つ言えるのは、サンフランシスコはサービス業では特に、ホスピタリティのクオリティが高いことです。日本の「おもてなし」と、サンフランシスコの「プロフェッショナルサービス」がマッチし、より居心地のいい空間を提供できるのではないかと考えています。

今後の展開についてお聞かせいただけますか?

今後、新メニューや地域とコラボレーションしたイベントなどを企画しています。サンフランシスコにとどまらず、もっと多くの人に色々な形を通して抹茶の魅力を提供していきたいです。

Stonemill Matcha
561 Valencia St, San Francisco, CA 94110
営業時間:8am-6pm
stonemillmatcha.com


塚田 英次郎
1975年 埼玉県生まれ。1998年 東京大学経済学部卒業後、サントリー株式会社(現・サントリーホールディングス)に入社。2006年 スタンフォード大学ビジネススクールにてMBAを取得。以降、日・米両国で日本茶の新規事業開発・新商品開発に携わる。2013年 日本にて伊右衛門特茶の大ヒットを牽引。2016年 米国にてStonemill Matcha Inc.を起業。2017年より自身3度目となるSFベイエリア生活を始める。