去る8/21(日)にマウンテンビュー・日本人SDA教会に於いて、有座エレナ氏による、チャリティー・チェロリサイタルが行われた。当日会場には、220人以上がコンサートを聴きに訪れ、またLIVE Streamingでは、全米始め、日本、カナダ、ヨーロッパから大勢の視聴者がその演奏を楽しんだ。

プログラム前半は、ウクライナへの祈りとも重なるメロウな曲が、美しいチェロの音色で演奏され、後半のグリーグ作曲のチェロソナタでは、チェロとピアノの迫力のある演奏が聴衆を大いに魅了した。また最後に演奏された、弦楽四重奏では、バイオリンに有座悠仁(ゆうじん)、ジョシュア・シスネロス、ビオラに南ワイエス洸を迎え、チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレを披露。弦楽器の美しい音色やハーモニーに、参加した人からは、「素晴らしい演奏に涙が出ました」「若い人たちが音楽の力で社会貢献をしていることに感動しました」「すべてがとてもオーガナイズされたイベントでした」と心温まるフィードバックがたくさん寄せられた。

なお、このチャリティー・チェロリサイタルで集まったドネーションは総額$7,000以上で、その収益金の全額が同教会の人道支援団体(ADRA)を通して、ウクライナ支援のために用いられる。