米日カウンシル、シリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム(SVJP)合同「日本-カリフォルニア知事会議」開催

写真左から:Dr. Daniel I. Okimoto, SVJP共同議長、湯崎 英彦 広島県知事、川勝 平太 静岡県知事、Irene Hirano Inouye, 米日カウンシル代表、Eleni Kounalakis氏 元・駐ハンガリー大使/カリフォルニア州副知事、伊原木 隆太 岡山県知事、広瀬 勝貞 大分県知事、太田 寛 長野県副知事

8月26日に、米日カウンシルとシリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム(SVJP)合同による「日本―カリフォルニア知事会議」がスタンフォード大学にて開催された。

イベントでは日米両国へ利益をもたらす新しい見方を検討し、双方へ対話をもたらし、成果をうみだすために実施され、シリコンバレーの政治やビジネスリーダーと日本の代表者との親交が結ばれた。広島県、長野県、大分県、岡山県並びに静岡県の5県から知事や企業団を含める218名以上の参加者が、シリコンバレーと日本の間で経済協力やビジネス開発をいかに戦略的に強化できるかについて論じ合った。

スピーチを行った元駐日大使 ジョン・ルース氏

元・駐ハンガリー大使でありカリフォルニア州副知事のEleni Kounalakis氏はスピーチの中でカリフォルニアと日本は世界におけるイノベーションの要であると述べ、「日本との親密な関係を誇りに思い感謝している」と続けた。更に、「カリフォルニアに住む人々は商業的経済的な取り組みにおいて常に西から遠い東へと目を向けていた。このことは日本とカリフォルニアが親密な関係になることを運命づけられていたことを意味しており、また実際にそういった関係を築けている」と日本との密接さを強調。加えて副知事はスピーチの中でいくつかの統計を用い、カリフォルニアが日本へおける輸出第一の州であることや(日本への輸出品の17パーセント、130億ドルの品取引)、日本からアメリカへの輸入品の20パーセント(製品にして335億ドル)がカリフォルニアへのものであることを述べた。

今後、日本とカリフォルニアのリーダーによる有意義な意見交流の場になり、日本とカリフォルニアの関係を発展させるうえで有意義なイベントとなった。

米日カウンシル
http://ja.usjapancouncil.org/
シリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム
https://svjp.org/