ベーシックインカム受給者は心と時間に余裕

ベーシックインカム受給者は心と時間に余裕

ストックトンでは、ベーシックインカムの実験を行っている。”Stockton Economic Empowerment Demonstration”と呼ばれるこのプロジェクトは、毎月500ドルが市から125人に対して支給され、用途を限定せずに自由に使うことができるというもの。導入したのはアメリカ最年少の市長である29歳のマイケル・タブス氏。ベーシックインカムに対しては困窮者に現金を渡したら働かなくなるという批判もあるが、実験では現金を得たことで心と時間に余裕ができ、次のキャリアの準備をすることができたなど肯定的な結果が出ているという。一方、既存のセーフティーネットの一部をベーシックインカムに置き換える実験を行ったフィンランドでは失業者はベーシックインカム給付後も失業したままだった。マイケル・タブス市長は、「既存のセーフティーネットを廃止し、現金支給に置き換えるような政策に反対する」と語っている。

フェイスブック社員の給与情報等盗まれる

フェイスブックは13日、従業員らに対し、個人情報が記録されたハードディスクが先月、従業員の車から盗まれていたことを明らかにし、注意を促した。ハードドライブには米国内従業員約29000人の名前、銀行口座番号、社会保障番号下4桁といった給与管理データのほか、給与・賞与額や株式の報酬関連情報が含まれていた。情報は暗号化されていなかった。また、フェイスブック利用者のデータは含まれていないという。盗難に遭った従業員は給与支払い担当部署の一員で、事業所外へのハードドライブ持ち出しは禁じられていた。

最も働きやすい企業、フェイスブック、グーグル、アップル順位下落

求人サイトのグラスドアが10日発表した「最も働きやすい企業」の年間番付で、フェイスブックとグーグルはトップ10から脱落した。フェイスブックは前回7位、過去1年間で3回1位になっているが今回は23位。8年トップ10入りしていたグーグルは11位だった。フェイスブックは、幹部の指導力とワーク・ライフ・バランスに対する従業員の評価が低下した。また、マイクロソフトは前回の34位から21位に躍進。アップルは84位。アマゾンは12年連続で番付圏外となっている。今年の1位はクラウドコンピューティングのソフトウエア企業ハブスポットだった。

アーモンド協会、次世代農業技術に投資

モデストに本拠を置くカリフォルニア・アーモンド協会は10日、次世代の農業技術に関する研究プロジェクトに590万ドルを投資すると発表した。投資は、協会が今年1月に発表した「2025年に向けたアーモンドの農園の目標」の一環として定めた「2025年に向けたアーモンドの農園の目標のロードマップ」に沿うもの。今回の投資は栽培用水の削減の研究、アーモンド栽培の副産物利用の研究、蜜蜂の健康に関する研究などに充てられる。加州は世界最大のアーモンド生産地で、協会は約7600のアーモンド生産農家ならびに100以上の製造加工業者で組織されている。

ダイムラー自動運転実験開始、サンノゼ

ダイムラーは9日、サンノゼで自動運転車によるライドシェアサービスの実証実験を開始した。今回の実験はダイムラーと自動車機器メーカー・ボッシュとの共同で行われるもの。メルセデス・ベンツの『Sクラス』をベースに開発した自動運転車を用い、サンノゼ市の市街地と西部のサンカルロス地区との間で、ライドシェアによるシャトルサービスを実施する。車両には人間のセーフティドライバーが同乗しており、走行状況を監視している。助手席にはエンジニアが座り、データの収集を行う。また、当座のところ「乗客」は2社の従業員のみだという。

ビーチに大量に珍妙な生物、SNSでも騒然

サンフランシスコの北80キロに位置するドレイクスビーチに「ユムシ」が大量に打ち上げられ、ビーチはユムシで覆われた。専門家によれば、海岸を襲った強烈な嵐の影響だという。体長25センチほどのソーセージのようなユムシは、媚薬効果のある珍味とされており、その形や色から「ペニスフィッシュ」とも呼ばれる。ユムシはオレゴンからバハカリフォルニア間に生息、砂泥地にU字形の巣穴を掘り、干潮時はその穴に身を潜めている。粘液性のネットを使って食べ物を取り、生殖も巣穴で行うため今回のように大量に人の目にふれるのは珍しい。

ウルトラマン訴訟、円谷プロが勝訴

カリフォルニア州にある第9巡回区控訴裁判所は5日、ウルトラマン関連著作物の日本国外での利用権を巡る訴訟で、円谷プロに利用権があるとした一審判決を支持した。この訴訟は東京の企画会社ユーエム社が、円谷プロがシリーズの日本国外使用に関する権利を侵害しているとして提起した。円谷英二氏の息子である故・円谷皐氏とタイ人実業家との間に結ばれた、日本国外での独占的に利用許諾の契約を承継したと主張。この契約書の真偽が争点となった。一審の地裁は、契約書は真正に作成されものではないとしてユーエム社の主張を退けていた。