ステイケーションにオススメ セルフリトリートRitualを習慣化し、自己免疫力アップ!

Written by 飯島 有輝子(Happier)

ステイケーションとは”Stay”と”Vacation”をつなげた言葉で、自宅や近場の宿でリラックスして過ごすというスタイルです。夏は旅行!という気分が湧いてくる気持ちの良いベイエリアサマー。外に出たいアクティブ要素が高まりますが、外出退避が続く中、この思考や慣れを逆転して、むしろ家で過ごすからこそ充実するセルフリトリート(Self-Retreat)の儀式・習慣(Ritual)を暮らしにプラスしてみましょう。

リトリートとは「仕事や家族・人間関係など日常から離れ、自然の中でゆっくり自分だけの時間を持ったり、リラックスすることでこころとからだのリズムを取り戻すこと」。休養時間を自身にギフトすることを習慣とすることで、心をリセットし、新しい(本来の)自分で再スタートするという、自宅でできるセルフリトリートRitualを、この夏ぜひ日常に取り入れてみましょう。こころも満足するTipsをご紹介します。

自分にあった方法が分からない方にオススメは星座別セルフケア Book。自分にあったアロマの香りやマッサージ方法などが星座別に書かれています。英語はカンタン・シンプルでとても読みやすく、本も美しい装丁が免疫力アップ!

【朝のライトリトリート習慣】

◆Deep Breath Meditation 寝起き5分の瞑想リラックスを習慣に>こころを整える

寝起き後5分でも良いので、ベッドの上に座り、目をつぶり、鼻から入る呼吸・出る呼吸のみにフォーカスする。頭を空っぽにするのがコツですが、色んな考えが湧き出てくることも良しとしつつ、考えを片隅に置くように努めてみましょう。

Eating meditation 朝食はよく噛む

慌ただしい朝食時間を過ごす習慣はないですか?セルフリトリートを設定した日の朝食はよく噛むこと(一口30〜50回!)を意識し、テレビ・ラジオ・ケータイはOFF!情報を意識的にカットすることで、自然と味覚に集中することができ、いま必要な食事量で満足しかつ栄養が体内の細胞に行き渡ります。コーヒーやスムージーなど飲み物だけの場合も同様に栄養素を口内で“噛み砕く”ようにイメージしながら。

Feel oneness  公園でリラックス>ヨガマットに寝て大地と一体化する

ご自宅の庭や公園にヨガマットを持って行きましょう。都市部に住んでいる方はちょっと足を伸ばして広々とした公園へ。木の下の木陰にヨガマットを敷いて仰向けになって目をつぶる。これだけで背中に感じる大地からのパワーを感じ、木の葉の間にきらめくカリフォルニアの太陽を感じ、ひとつだけ意識して深く深く深呼吸。音が気になる方はイヤホンで「Relaxation music」を検索し聴いてみるのも良いでしょう。大地と一体化した感覚を取り戻したらそれでOK、日々の心配が大地に吸い込まれていく感じがあったら更にGood!お気に入りのマッサージアイテムを持参しての公園タイムもいいですね。

【夜のディープリトリート習慣】

Spa-cation お風呂時間の充実>本来の自分に戻る感覚

夏はシャワーだけ、という方も多いかもしれませんが、入浴の効果は実はとても大きいと言われています。ダイエット効果も期待できるかも?!

血流効果:毛細血管が広がり、血流が良くなる>老廃物が流れ、疲れが取れる/内臓の働きを助ける>免疫力アップ!腰痛、肩こり、冷え性対策にも。ゆっくり半身浴しながらの読書も良いですね。

美肌効果:発汗することで毛穴が開き、古い角質のターンオーバー促進>皮脂を浮き上がらせ毛穴の汚れを排出(野菜の塩もみで水分やあくが出てくるイメージ)

殺菌効果:お清めや盛塩として使われる塩は浄化・殺菌効果があると言われます。

<入浴効果を高めるために>

入浴+バスソルト:

からだを温め発汗効果あり。心身の浄化作用もあるミネラルを含む塩を浴槽に入れましょう(注意:皮膚が弱い方は様子を見ながら。また、貴金属はサビるので外してから。浴槽や部品の材質によりダメージある可能性あるので入れる前に浴槽材質を要確認!)塩分はヒトに欠かせないものであり、血液量を正常に保ち、筋肉収縮を助け、体内の水分バランスを保つ働きをします。塩水はお母さんのおなかの中(羊水)にいた感覚=安心を取り戻す、とも言われます。PharmacyにもBath Salts色々ありますが、小さいパッケージで試しながら好みの銘柄を見つけるのも楽しさのひとつ。

入浴+バスソルト+キャンドル:

バスタイムは余計な情報を入れず、ゆっくりと自分に向き合う時間を取ることも必要。そんな時はバスタブ横にキャンドルを設置、室内の電気を消して炎の1/f揺らぎ効果で癒される自分タイムを楽しんで。


*1/fゆらぎ:水の流れ・雨音・心臓の音にも共通する自然界のリズム、スペクトル密度が周波数fに反比例するゆらぎのこと。規則的・不規則的の両方が調和した状態。

Self-healing  セルフマッサージ>自分を癒す+ホメオパシークリーム

長年生きてくるとカラダのどこかに不調を感じるもの。アレコレ迷ったり、忘れるよりも、手のツボ・足のツボを1点ずつに絞って、ツボ押しを日常Ritualにしましょう。気になる部分のツボはウェブ検索で調べることが出来ます。

オススメのツボ!
手:合谷(ごうこく)

最強ツボと呼ばれ、親指と人差し指の骨が合流する点にあり、触ってジーンとくるくぼみ。自分でも押しやすく、頭痛・便秘・精神不安にも効果があると言われています。

足:湧泉(ゆうせん)

生命力が泉のように湧き出るという免疫力Upに欠かせないツボ。からだのデトックス臓器である腎臓の反射区であり、下半身の血行促進し全身の血流改善につながります。ツボを3秒程度、自分のカラダに強さを“聴きながら”、一日に何度か繰り返しましょう。



商品紹介

ホメオパシークリーム
痛みをやわらげたい、でも薬は使いたくない、という時にオススメなのがこちらのホメオパシークリーム。Whole FoodsやSproutsなどのGroceryでも購入可能なほどポピュラーな商品で、子どものHome doctorにも勧められたもの。優しい効果なので日常使いに、錠剤は頭痛用など症状別にパッケージされています。

Night meditation  夜の瞑想習慣(Meditation)+フラワーエッセンス/禅シアバター

自分に合った瞑想方法を日常に取り入れてみましょう。ガイドが必要な方は、Youtubeで誘導瞑想と目的(リラックス・快眠・免疫力アップなど)で検索すると色々なメニューがあります。

商品紹介

瞑想中にこころのコリ・取りがたいクセなどを感じたら、フラワーエッセンスを試してみるのも。実感する効果は人それぞれですが、心のケア法として自然療法的には有名な存在。こちらもナチュラル系Groceryで購入可能、オススメなのはRescueレメディー、急なパニックやショック症状などに。スプレータイプ、クリームやキャンディーなどフォームも様々。バッチフラワーレメディは約80年前から世界中で活用され、現在は60カ国以上で販売されています。医薬品ではないため直接作用するものではなく、花の持つエネルギーが感情に働きかけると言われており、常習性がなく副作用もありません。(但しアルコールで抽出しているので注意)

禅シアバター
禅の香り、をテーマに瞑想へのスムーズな誘導を目的としたガーナ発・日本で製品化された天然のめぐみシアバター(保湿剤)。5種類のオーガニックアロマ(柚子、乳香、丁子、コパイバ、ベチバー)配合。

おまけ

最後に、一番デトックスに効果があるのは断食。日常に足すより「引く」ことが難しくも実は一番効果あり。断捨離やこんまりメソッドも引き算の一つですね。

◆プチ断食
週末やステイケーション期間に設定した家での時間に挑戦してみたいのが断食。朝食または夕食1食を抜くプチ断食が始めやすいかも。ポイントは「臓器に休養を与える」こと、そのために例えば断食が難しい時には消化しやすい飲み物だけにするのもひとつ。また、プチ断食中は白湯にレモン汁を加えて飲むとデトックスを加速してくれます。お腹が空くのが心配という方は甘酒(米由来)に人肌くらいの温かいお湯を加えたものを飲むのも。但し糖分が多いので飲み過ぎは控えて。 ☆家で過ごす夏にオススメ、セルフリトリート。ステイケーションの機会に、日常に取り入れたい簡単な方法をお伝えしました。日常に「足す・引く」を少し組み入れることで、刻々と変化する環境に柔軟な心で対応できる心を育み、ストレスを溜めない心を手に入れましょう。本来の自分リズムを取り戻す夏をお過ごしください。