BJ FOX
アメリカ・ニュージャージー生まれ。5歳の時に家族でロンドンへ移住。ロンドン、シンガポールを経て、日本へ4年前に拠点を移す。プロデューサー、脚本家、俳優としての顔を持ち、NHK BSドラマ「Home Sweet Tokyo」にて女優・木村佳乃さんと共に主演を務める。スタンダップコメディアンとしてコメディアン集団「Okomedyaki」(おコメディ焼き)に所属。政治や文化や社会問題など、様々なトピックへのユニークな切り込みで大人気を博している。英語スキル学習用のポッドキャスト「外資系裏技英語」を毎週配信中。
僕は、イギリス、日本、またイギリス、シンガポール、そしてまた日本に、あちこちに飛び回った(飛び回された)キャリアの中、2016年から2017年まで東京の丸の内エリアに日本拠点をもつ、誰でも名前が知っていそうな外資系企業に勤めていた。優秀な日本人の同僚に囲まれ、全員英語が上手であり、中には、アメリカの一流大学のMBAまで持っているエリートもいた。
が、なぜか、プロジェクトを立ち上げるには、国内のクライアントの協力を得ることが課題ではなく、一番高いハードルは社内でのコミュニケーションというか、プロジェクトがうまくいくように、日本のチームの戦略とニーズを海外の上司へ説明することだった。同僚が優秀でもあったし、英語がペラペラと言っても大げさではないのに、なぜかプレゼンテーションがうまくいかない。メールで説明しようとしてもややこしくて余計な質問ばかりが送られてくる。そしてプロジェクトが立ち上がらずに終わって、日本側が「なんで仕事させてくれないの?」と言い、本社側は「なんで日本のチームは仕事しないの?」と、お互いにフラストレーションをため合っていた。
気づいたのは、日本チームは英語がうまい、本当に英語力が高い人ばかりだが、コミュニケーションのコツがわからなかったことだ。プレゼンテーションが長すぎ、質問されたら、たまに正直すぎ、たまに謙遜すぎ、たまにダイレクトすぎだった。「こうしたらいいのに」と良く思ったが、その経験によって、僕が配信する「外資系裏技英語」というポッドキャストが生まれた。
「外資系裏技英語」では、シビアな外資系企業で生き延びるためのコミュニケーション上のちょっとしたテクニックや、すぐに使える裏技を紹介するポッドキャストだ!
英語がどんなに流暢でもMBAを持っていても、こうしたコツを知らないばかりに外資系企業で“損”をしてしまう日本人をたくさん見てきたイギリス人サラリーマンの僕と、かつて外資系コンサル会社で働いたことがあり、そこでうまく立ち回れなかった芸人石井てる美に、今さらながらその裏技を伝授する企画だ!
外資系裏技英語
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