アジア系アメリカ人ドナープログラム(AADP)

日系アメリカ人Paul の血液幹細胞ドナーを募集しています。
HAPA(半分は白人、半分は日本人)の方のドナー登録をお願いします。

 2017 年、アメリカ人の父と日本人の母をもつ25 歳の 日系人のPaul はALL(急性リンパ性白血病)と診断されました。彼は3 年間の化学療法を受けながら「エバーグリーン」(eighteastproductions.com)という長編映画を作りました。
 Paul は何度も繰り返される化学療法と闘ってきました。ロードトリップのことなど病気を忘れられるような楽しいことを考えながら治療に臨みましたが、ポールは白血病を再発しました。
 現在、彼は非血縁の血液幹細胞ドナーを必要としています。HAPA (半分は白人、半分は日本人) のドナーが必要とされています。 Be The Match レジストリに参加を募り、Paul があなたの助けを必要としています。カリフォルニア州アラメダ市にある、設立30 年の非営利団体、アジア系アメリカ人ドナープログラム(Asian American Donor Program、AADP)では、Paul および幹細胞の一致を探している他の患者の潜在的な幹細胞ドナーとして、登録を募っております。
 レジストリに登録するにはたった5 分ほど。自宅でできるキットを申し込み、オンラインで登録して、頬の内側を綿棒でこすり、郵送するだけと、とても簡単です。郵送費は前払いで、どこかに行く必要もありません。費用はすべて授与金で賄われています。

AADP による解決策とは?

 AADP のスタッフは、有色人種や、多人種の方々に、レジストリに登録して、人命を救ってくれるよう、教育活動や、啓蒙活動を行っています。幹細胞ドナーを増やし、幹細胞や、骨髄を移植することで、死に至る病を抱える患者が治るよう、懸命に活動を行っています。AADP は、Be The Match® の正式なリクルートセンターです。

有色人種・多人種ドナーの不足

 常時、1 万2 千の人々が、命を救う幹細胞適合者を探しています。これらの人々は、多種多様な人種や国籍の人達です。2019 年、アメリカでは17 万6200 人が白血病、悪性リンパ腫、または悪性骨髄腫の診断を受けたと推定され、同年、アメリカでは176 万2450 人が新たに癌の診断を受け、そのうち、白血病、リンパ腫、骨髄腫は10%を占めていると推測されています。

(https://www.lls.org/facts-and-statistics/facts-andstatistics-overview/facts-and-statistics より)

 「コロナウィルスの爆発的感染拡大により、新規ドナーを募るための、私たちの地域教育活動や、意識向上プログラムは打撃を受けています。血液癌患者の方々の間にも懸念が広がっています。」とAADP のエグゼキュティブ・ディレクター、キャロル・ギレスピー氏は語っています。

どのように助けられるか。

• オンラインで登録できます。(以下のURL から)
• 18 歳から44 歳までの健康な方。
• オンライン合意書に入力して、スワブ(綿棒)キットを郵送してもらう。
• 登録後には、ドナーとしての責任が生じます。もし適合しているという連絡があったら、どのような患者でも提供してください。
※ 質問がありましたら、以下の連絡先までお問い合わせください。


◆ 18 歳から44 歳までの健康な方。登録は簡単& 無料です◆
AADP ドナー登録:www.aadp.org/homekit/
詳細についての連絡先: 800-593-6667(Carol Gillespie)