共和党、非公式事前投票箱設置 州当局は撤去要請

カリフォルニア州当局は12日、大統領選挙を巡り、共和党カリフォルニア州支部の幹部らに対し「非公式で未承認の」事前投票用紙の回収箱の撤去を命じる通知書を送った。共和党が少なくとも3郡に投票箱を設置したことが選挙法に違反するとしている。同支部の関係者は9日、「公式」のものであることを示すラベルが貼られたドロップオフボックスの前に不在者投票用の用紙を持って立つ写真をツイッターに投稿。「自らの役割を果たし、期日前に投票…。投票するのに便利な場所を知りたい方は、私にメッセージをください!」とコメントした。カリフォルニア州では、有権者が指定した第三者による不在者投票の用紙の提出が認められている。ただ、パディーラ州務長官とバセラ司法長官は、投票箱を設置できるのは郡の選挙当局者のみと定められていると述べた。

火災でナパに大打撃
ワイン産業、存続の危機

ナパバレーで山火事によるワイナリーの被害が広がっている。一帯を焼く「グラスファイア」と呼ばれる火災は、これまで6万7000エーカーを延焼。カリフォルニア州北部のワイナリーを30軒近く破壊した。ナパのワイン産業は総額400億ドル規模と言われるが、火災で存続の危機にさらされている。また、今年ナパバレーで収穫されるカベルネ・ソーヴィニヨン種のブドウの8割が、ワインの原料には使えない可能性があるとも言われている。地元消防当局者は、火災の80%を封じ込めたものの、完全な消火には10月末までかかるとの見通しを示している。

ホロコーストを否定する投稿禁止
フェイスブック

フェイスブックは12日、第2次世界大戦中のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を否定する投稿を初めて禁止した。同社は新規則によって、「ホロコーストを否定したり歪曲したりする内容」を禁止すると発表した。フェイスブックは今年に入り、反ユダヤ人の偏見を含めヘイトスピーチの投稿を禁止した。しかし、ホロコースト否定はまだ禁止されていなかったために、「世界中で反ユダヤ主義が増加しているという複数の報告や、ホロコーストに対する心配なほどの知識不足が特に若者の間で広まっていること」などから、今回の対応に踏み切ったと説明した。

ゼロ金利維持は適切、財政刺激先は必要か
SF連銀総裁

サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は13日、米連邦準備理事会(FRB)が金利をゼロ付近に維持するとの方針を示していることについて、現時点では「適切」との認識を示した。経済の状況次第では、一段の行動が必要になる可能性があるとも指摘した。そして、「引き続き経済指標を注視し、一段の措置が必要かどうか判断していく」と述べた。同総裁は15日には政策金利や資産買い入れペースなどFRBの金融政策は良好な状態にあるが、家計や州・地方政府の回復には格別な財政刺激策が必要になるかもしれないと述べた。

バイデン氏についての疑惑記事
ツイッターが制限解除

ツイッターは16日、民主党大統領候補のバイデン前副大統領の息子ハンター氏に関する米紙の記事のリンク共有を阻止する措置を撤回した。ツイッターは理由について、この記事に含まれる個人情報はすでに報道などで広く知られるようになったため、と説明した。ニューヨーク・ポスト紙は14日、バイデン氏の次男がウクライナの会社の役員に就任し多額の報酬を得ていたとされることに関連し、次男の仲介でバイデン氏がこの会社の幹部と会っていたと伝えていた。ツイッターは当初この記事が同社のポリシーに違反すると判断し、ユーザーに掲載を禁じた。

盗難のワオキツネザル
5歳の男の子が発見 
SF Zoo

サンフランシスコ動物園で飼育されていたキツネザルの仲間で絶滅危惧種「ワオキツネザル」の1匹が盗まれた事件で16日、帰宅途中の5歳の男の子がキツネザルを偶然発見し、無事に保護された。現地警察は、キツネザルを盗んだ疑いで30歳の男を逮捕した。動物園で1999年に生まれた21歳の「MAKI」がいなくなったのは14日、何者かがオリの中に侵入した形跡があり、当局では盗難事件として捜査。動物園も懸賞金も懸けて行方を捜していた。動物園はキツネザルを見つけたお礼に、この男の子と家族に動物園の会員証を贈るという。

大規模火災の災害宣言
大統領が一転承認

トランプ大統領は18日までに、カリフォルニア州の大規模な山火事に対する大統領災害宣言を求めた同州の要請について却下の決定を覆し承認した。同州のニューサム知事は16日、「大規模災害宣言の要請を承認してくれたトランプ大統領との電話が今終わったところだ。素早い対応に感謝する」と述べた。米政府は前日に要請を却下したばかりだった。ホワイトハウスのジャッド・ディア副報道官は「州知事とマッカーシー氏から連絡があり、再検討のための説得力ある論拠などが提示され、大統領が宣言を承認する運びとなった」と説明した。