ビッグ・サー付近で山火事 住民に避難勧告

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カリフォルニア州のモントレー郡・ビッグ・サー付近で21日、山火事が発生し、沿岸部を南北に走る州道1号線が一部区間で通行止めとなり、周辺住民には避難勧告が出た。同州中部の山間部で発生した山火事「コロラド・ファイア」は海岸沿いの地域1,050エーカーを焼いたが、22日の午前中には風が弱まり夕方までに約20%が鎮火した。ビッグ・サーでは、2013年12月に900エーカー以上を焼いたファイファー・ファイアが発生している。コロラド・ファイアを広げた風速40マイルの突風によってオークランド・ヒルズでは22日の朝、木がなぎ倒され停電が発生、約3万人が影響を受けた。同州内では近年、干ばつの影響などで山火事シーズンの到来が早まる傾向で、2021年には1月のみで例年の約3倍の300件近い火災が発生した。しかし、秋以降は州北部を中心に降雨量が増えた為に、山火事の危険性は低下していた。

レーザーポインターでカラス撃退計画
コストは200ドル

カラスに悩まされているサニーベールは、レーザーポインターを使ってカラスを追い払う計画だ。同市のラリー・クライン市長によると、同市のダウンタウンにカラスが住み着いて6年になるという。当初、数十羽であったカラスは今では1,000羽以上に増え、飲食店などで問題を発生させ、住宅地でも騒音の苦情が寄せられるようになったという。市は鷹匠を雇ってカラスを追い払わせたが、その成果は限定的だった。反射板も夜行動するカラスには効果がなかった。そこでレーザーポインターの登場となった。市長によればかかるコストは約200ドルだという。

交通事故死昨年を上回るペース
サンノゼ

サンノゼのアルマデン・エクスプレスウェイとフォックスワーシーの交差点で18 日夜、車が歩行者3人をはねうち2人が死亡するという事件があった。これで同市での今年の交通事故での死亡者は7人となった。自己当時車は青信号で走行中で、ドライバーからは薬物やアルコールなどは検出されなかったという。また、はねられた3 人は横断歩道の外側にいたという。事故で車のエアバッグが作動し、ドライバーも負傷したという。昨年の同市での交通事故での死亡者の数は60人で、この20年での最悪と並んだ。この時点での7人の死亡はそれを上回るペースだという。

運転支援システム使用中の死亡事故
ドライバーを重罪で起訴

2019年に起きたテスラの運転支援システム「オートパイロット」が関わる死亡交通事故で、カリフォルニア州の検察当局がドライバーを自動車運転業務上過失致死傷罪で起訴したことが明らかとなった。容疑者はテスラ車を運転していた際、オートパイロットを起動させた状態で赤信号を無視して走行し、別の車両と衝突して2人を死亡させたという。こうした状況で運転者が重罪で起訴されるのは、全米で初めてのケースとみられる。「オートパイロットであろうとなかろうと、車に乗った瞬間から、ドライバーは起こるすべてのことに責任を負う」と専門家は指摘している。

カージャック未遂の男撃たれて死亡
サンノゼ

サンノゼで19日、カージャック未遂の容疑者の男が警官との銃撃戦の末に死亡するという事件があった。警察によると盗難車を運転していた男はサンタクララでカージャックを試みたが失敗、そのまま盗難車でサンノゼに向った。一方、盗難車の通報を受けた警察は男を発見、追跡を開始したという。男はヘッディングとパークの交差点付近で別の車に衝突し停車したが、到着した警官に向け発砲を始めたという。警官は応戦し、少なくとも弾丸一発が男に命中し、男は病院に搬送されたが死亡した。男が衝突した車に乗っていた2人はそれぞれ軽傷、中程度のけがを負った。

世界最大級の半導体製造工場建設
インテル

インテルは21日、オハイオ州に世界最大級の半導体製造工場を建設すると発表した。まず200億ドルを投じてオハイオ州に新工場2ヶ所を建設する。最終的には8つの工場を擁する1,000億ドル規模の投資となる。建設場所は州都コロンバス郊外で敷地面積は1,000エーカー。3,000人の正規雇用、建設関連で7,000人の雇用を創出する。新たな製造工場は、Intelが2021年に発表した「IDM 2.0」戦略の一環となる。パット・ゲルシンガーCEOは、「われわれは、新しい時代のインテルのイノベーションと製品のリーダーシップに向け、指針を定めている」と述べていた。