カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は14日、同州は、学童へのCovid-19ワクチン接種を義務付けるが、少なくとも2023年の夏までは実施しないと述べた。昨年、同州はすべての学童にワクチンを接種することを義務付けると発表した。しかし、連邦規制当局は、緊急時に5歳の子供へのCovid-19ワクチン使用を許可しているものの、16歳以下への最終的な承認はまだ下していない。現在の幼稚園から高校までの学校に対するワクチン義務化を発表している州はカリフォニア州とルイジアナ州のみ。ワシントン特別区も義務化している。学童への接種義務化には反対意見もあるが、カリフォルニア大学バークレー校の行政研究所による世論調査では、登録有権者の64%が学校でのCovid-19ワクチン接種義務を支持しており、そのうち55%は学齢期の子供の親である。
70枚のクレジットカード届けられる
同一口座で別名義
ヘイワードに住む女性の元に、70枚のチェース銀行のクレジットカードが郵送されるという出来事があった。カード口座はすべて女性のものだが、見ず知らずの70人に発行されたものだったという。銀行によると先月25日何者かが女性のアカウントにログインし、70人の名前を追加したという。しかし、銀行は女性にも知らせずカードを発行してしまったという。銀行は口座を閉鎖し女性に新しいカードを発行した。幸い誰もまだそのカードを使ってはいなかったという。女性には銀行の幹部が電話で謝罪し、何が起きたか調査することを約束したという。
ホームレス家族の恒久支援
サンフランシスコが住宅購入
今月初め、サンフランシスコのロンドン・ブリード市長は、ホームレス状態にある家族に恒久的な支援住宅を提供するため、12番街にある住宅ビル、シティガーデンを購入する計画を発表した。市監督委員会が承認すれば、6月までに1,500ユニットの恒久的支援住宅を増やすという計画の最初の建物となる。キッチンなどのスペースを共有する共同生活スペースとして建設されたこの建物の各階には、共同ラウンジやランドリールーム、屋外の中庭、自転車置き場もある。市は200戸が入居可能としている。2019年のホームレス家族は208世帯だったが、実際はもっと多いとされる。
15歳少年を連れ出し
32歳女性逮捕
ミシガン州ノヴァイ在住の15歳の少年を連れ出そうとしたサンフランシスコの女性が10日、性的虐待などの容疑で逮捕された。ステファニー・スダリン・シン容疑者はサンフランシスコからデトロイトに飛び、ロイヤルオークにAirbnbを借りて少年を迎えにウーバーを差し向けたが、少年の両親の通報で逮捕された。警察によるとシン容疑者と少年は1年前から連絡と取り合っており、「互いに大人と15歳の少年であることを認識していた」という。オークランド郡刑務所に保釈金10万ドルで収監されたシン容疑者は、有罪になれば各容疑で最高20年の禁固刑となる。
犯行時13歳の少年に有罪判決
殺害事件で
スタニスラウス郡高等裁判所は14日、昨年タコス・トラックのオーナーを殺害した10代の少年に有罪を言い渡した。事件があったのは2月16日。当時13歳の少年は、モデストのタコスのトラックに近づき、オーナーの頭部を撃ち、殺害した。カリフォルニア州の法律では、14歳以下の子どもは、犯行の時点で「その悪事を理解していた場合のみ起訴される」とされている。裁判官は、被告が銃撃後すぐに逃げ、銃を隠し、警察を欺こうとしたことなどからこの要件を満たすと判断した。判決の際、被告はほとんど感情を示さなかったという。
春の嵐で降雪
干ばつには焼け石に水か
先週、春の嵐がシエラネバダに雪、サンフランシスコ・ベイエリアの一部に雨をもたらした。カリフォルニア大学バークレー校のセントラル・シェラ雪研究所によると、16日までの7日間の積雪は一部の山岳地帯で3フィートを超えたという。サンフランシスコの気象サーヴィスのマット・メーレ氏によると、この降雨は火災シーズンの開始を遅らせるのに役立つが、干ばつを緩和することはできないという。「この雨は水分をもたらし、草木の成長促すだろうし、少なくとも短期的には火災の心配を軽減することができるだろう」とメーレ氏は語っている。
行方不明の少女発見
継父を逮捕
2021年7月から行方不明になっていたクレセントシティの14歳の少女が16日、ネバダ州チャーチル郡で警察によって発見された。また、警察は少女が乗っていた車を運転していたサンタローザ在住の継父を逮捕した。警察によると少女は自発的に逃げたため誘拐事件ではないという。少女はユロック・インディアンなので、部族警察がインディアン局に連絡し、警察が捜査していた。少女は以前も継父のもとに家出したことがあったので当局は今回の失踪にも継父が関係しているとみていた。カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールは先月31日にアラートを出していた。