カリフォルニア州とサンホアキン郡当局は2日、同郡史上最大の組織犯罪の摘発ハイブリッド・ハボック作戦でストックトンで90人を逮捕、薬物や金と一緒に58丁の銃を押収したと発表した。この作戦は2019年から2021年にかけて銃による暴力が増加したことを受けて1年間の捜査を経て決行されたという。この作戦でノースサイド・ギャングスター・クリップス、サター・ストリート・クリップス、フライボーイ、ナイチンゲール、ノルテノス、ウェストサイド・ブラッドなどのギャング団が摘発された。押収された58丁の銃器のうち、12丁がゴーストガン、10丁がアサルトウェポンだった。また、コカイン394グラム、エクスタシー959グラム、メタンフェタミン98グラム、ヘロイン73グラム、フェンタニル54グラム、マリファナ5.3パウンドのほか、現金23,846ドルも押収された。
ベイエリア13郡でリスク高まる
州はマスク着用を強く推奨
疾病対策予防センターは2日、カリフォルニア州の13の郡を、Covid19のリスクが「高い」地域に位置づけた。これにより連邦政府の保健当局はこれらの郡の人々に公共の屋内ではマスクをするように呼びかけている。13の郡はサクラメント、エルドラド、プレーサー、ヨロ、デル・ノルテ、マリン、メンドシーノ、モントレー、ナパ、サンベニート、サンタクララ、ソラノ、ソノマ。これによりサクラメント市統一学校区では自動的に屋内マスク着用義務が復活する。また、州公衆衛生局は、マスクは「強く推奨する」とし、地元の保健機関は独自の要件を課すことができるとしている。
図書館員殺害
仮釈放なしの終身刑判決
サクラメント郡地方検事局によると、サクラメントの図書館員を殺害した罪で有罪判決を受けた男が3日、仮釈放の可能性のない終身刑の判決を受けた。判決を受けたのはロナルド・セイ受刑者。セイ受刑者は2018年12月にサクラメントのナトマス市の図書館員アンバー・クラークさんを殺害した有罪判決を受けていた。事件の前、クラークさんはセイ受刑者が図書館の規則に違反したとして退去を求めていた。その後受刑者は図書館の駐車場でクラークさんを待ち伏せし、車内のクラークさんに向け11発の弾丸を発射したという。
サンフランシスコで強盗の男
台湾で逮捕される
サンフランシスコ在住の女性宅に押し入り300万ドルを奪って台湾に逃亡した男が地元警察に逮捕され、3日サンフランシスコ市警察捜査官に護送されてSFO国際空港に到着した。逮捕されたのはロサンゼルス在住のティアンツェ・ツァング容疑者。容疑者は今年3月バーナル・ハイツの女性宅に押し入り、女性を縛り上げて脅し女性の銀行口座から300万ドルを振り込ませて逃亡していた。捜査当局はFBIや国際法執行機関と協力して容疑者の居場所を突き止めたという。容疑者は第一級住居侵入、身代金目的誘拐などの疑いで郡刑務所に拘留される。
生徒に性的暴行
ミドル·スクール職員逮捕
校内で13歳の生徒に性的暴行を加えた疑いで逮捕されたサンノゼの学校職員が3日、出廷した。出廷したのは、シルヴァンデール・ミドル・スクールで図書館司書補佐を務めていたアエニアス・ブラウン容疑者。ブラウン容疑者は14歳未満の児童に対する淫らな行為（重罪）と、18歳未満の児童に対する迷惑行為または痴漢行為（軽犯罪）で起訴された。事件は被害者の少女が両親に打ち明けたことで発覚、容疑者は1日に逮捕された。保釈金は5万ドルに接待されている。これを支払っても容疑者は監督され、被害者とその自宅300ヤード以内に近づくことはできない。
サル痘
サンフランシスコ初の感染者
サンフランシスコ公衆衛生局は3日、サル痘の最初の「可能性が高い」症例がサンフランシスコで検出されたと発表した。現時点では一般市民へのリスクは低いという。サル痘のウィルスは密接な身体的接触や体液によって広がると考えられている。感染すると体に発疹が出る。世界的な流行の兆しを見せているが先進国での死亡例は報告されていないという。感染者は症例が発生している場所に渡航したとのことで。隔離されている。状態は良好で、市内に密接な接触者はいないという。サル痘感染の疑いはサクラメントではすでに3例報告されている。
ウィロー・グレンのセーフウェイで銃撃
店員1人死亡
サンノゼのウィロー・グレンにあるセーフウェイで5日、店員が射殺されるという事件が発生した。発砲は午前3時35分ごろハミルトンアベニュー1530にあるセーフウェイで発生した。通報で急行した警察官は男性1人が撃たれて倒れているのを発見した。男性はその場で死亡が確認された。男性は店員のマヌエル・コルネホさん。コルネホさんともう一人の男は、銃撃の直前に口論をしていたという。同僚が取材陣に語ったところでは、男は酒を盗んだようだという。容疑者は特定されておらず、逃亡中。警察は事件の詳細は捜査中としている。
