ストックトンの連続殺人事件 容疑者逮捕

ストックトン地域で一連の銃撃事件で6人の男性を殺害し、女性1人を負傷させた連続殺人事件に関して15日、ストックトン警察は容疑者を逮捕したと発表した。逮捕されたのはウェスリー・ブラウンリー容疑者。午前2時頃ストックトン市内を車で走行中に身柄を拘束された。容疑者は殺害現場のビデオに映っていた黒装束で銃を所持していたという。ストックトン警察のスタンリー・マクファーデン署長は「狩りに出ていた」と述べ、容疑者が次の犠牲者を物色していたと示唆した。捜査当局は、弾道検査と映像の証拠から容疑者を割り出したとしている。当局は、殺人の動機が何であるかはまだ不明だが、反抗のパターンは一貫しているとしている。また、反抗は容疑者の単独によるものだという。容疑者にはカリフォルニア州とアリゾナ州で、薬物違反、交通違反、飲酒運転の犯罪歴がある。

歴史邸宅売りに出る
1290万ドル

サンフランシスコの歴史的建造物のひとつ「バー・ハウス」が1290万ドルで売りに出されている。1772 ヴァレホ通りにあるこの壮大なビクトリア朝様式の邸宅が建てられたのは1875年のこと。元サンフランシスコ市長のエフライム・ウィリアム・バーが息子エドモンド・バーの結婚祝いにプレゼントだという。この地域にはまだ30軒ほどの酪農家があったため、「カウホロウ」と呼ばれてという。4分の1エーカー以上の敷地に建つこの家にはベッドルームは6室、バスルームは4. 5室ある。また、ジムや2,000本のボトルを収納できる温度調節可能なワインセラーもある。2014年には国家歴史登録財に登録されている。

「ハン・ソロ」ならぬ「パン・ソロ」
ベーカリーが制作

ベニシアのベーカリーが『スター・ウォーズ』のキャラクター「ハン・ソロ」を模した6フィートのレリーフをパンで作りあげて話題となっている。レリーフを作ったのはベニシアにある「One House Bakery」の共同経営者であるハンナリー・パーバンさんと母親のキャサリン・パーバンさん。木材と、より長持ちする糖度の高いイーストレスタイプの生地など2種類の生地を使って、実物大の彫刻の成形、焼き上げ、組み立てを数週間かけて行ったという。「パン・ソロ」と名づけられたレリーフはベニシアのメインストリートで毎年開催される「かかしコンテスト」に参加、その後は堆肥化されるという。

市長候補に脅迫と嫌がらせ
サンタクララ

サンタクララ市議会議員で市長候補のアンソニー・ベッカー氏は、過去数カ月間殺害の脅迫を受け、同性愛嫌悪の中傷を受けてきたという。ベッカー氏は同性愛者であることを公表している。同氏のパートナーも嫌がらせを受けているという。ベッカー氏は、対立候補である現職のリサ・ギルモア市長に、自分とLGBTQコミュニティに対する差別的な行為をやめさせるよう求めているが、市長は口を閉ざしているという。ロバート・ハウ氏のブログ「サンタクララ・ニュース・オンライン」にはベッカー氏を「サル痘候補」と呼ぶなどのコメントが投稿されている。市長はこのブログをしばしばリツイートしているという。

教室で異臭騒ぎ
生徒10人病院搬送

サクラメントのエセル・フィリップス小学校で13日、4年生の教室で化学物質のような臭いのするものにさらされた10人の生徒が軽い症状を訴えて病院に運ばれた。午前9時半頃、教室の後ろにいた生徒が吐き気を催し、続いて他の生徒たちも症状を訴えたため、教師が生徒たちを教室から退避させたという。この教師も病院に運ばれた。サクラメント消防署の危険物処理班が教室でテストを行った結果、原因は暖房・換気・空調装置からのフレオン漏れの可能性が高いという。フロン中毒は呼吸困難、頭痛、吐き気や嘔吐、皮膚や目の炎症などをひき起こすという。

ストーカー常習者逮捕
サンフランシスコ

サンフランシスコ警察は14日、サンフランシスコの路上で女性にストーカー行為や嫌がらせをしていたとされる男を逮捕したと発表した。逮捕されたのは、逮捕されたのはビリー・ジーン・ホッブズ容疑者。容疑者は数カ月前から、女性をターゲットにして街を徘徊し、追いかけ、触ったり、キスをしたりした。14日、容疑者がヴァン・ネス通りにるとの通報を受けて急行し逮捕した。容疑者は重罪の虚偽の監禁、6件のバッテリー、2件の暴行、4件の公共の迷惑、3件の性的暴行で起訴された。これまで少なくとも6人が被害を届け出ているが、サンフランシスコの同市のブルック・ジェンキンス地方検事は名乗り出た被害者に感謝すると述べた。

受刑者襲撃連続
約10日で3人死亡

スーザンビルのハイデザート州立刑務所で15日、2人の受刑者がほかの受刑者1人を殺害するという事件が発生した。当局によると、ウィリアム・ルッツ受刑者とティモシー・スミス受刑者の二人がテレンス・コールマン受刑者に襲いかかったという。この事件でコールマン受刑者は死亡し、ルッツ受刑者も重傷を負い外部の病院に運ばれたという。コールマン受刑者は2度の強盗事件で有罪判決を受け、仮釈放の可能性のある終身刑で服役していた。カリフォルニアではその前週、サリナスバレー州立刑務所と州立サクラメント刑務所で受刑者が襲われ2人が死亡している。