Media Matters for Americaが22日に発表したレポートによると、ツイッターの上位100社の広告主の半数は広告を同プラットホームから引き揚げたという。これら50社の広告主は2020年以降、ツイッター広告に約20億ドルを費やしたという。また、さらに2020年以降2億5500万ドル以上を支払っている7社の広告主が広告をほぼゼロにしたという。シボレー、チポトレ・メキシカン・グリル社、フォード、ジープ、キンドリル、メルク・アンド・カンパニー、ノバルティスAGはいずれもツイッター広告の停止について声明を出した。製薬会社イーライリリーは、同社になりすましたアカウントが、「インスリンが無料」と投稿した翌日に広告表示を停止した。同社はツイッターに削除を依頼したが、ツイッターのスタッフが手薄になっていたため、このツイートは何時間も放置され、同社の株価は急落した。
クリスマスツリーに
国有林の一部伐採許可
カリフォルニア州森林局は、スタニスラウス国有林の指定区域でクリスマスツリーを伐採することを許可すると発表した。これは一般市民へのクリスマスプレゼントというだけでなく、火災の燃料となる小さな木をなくすことで、火災発生を抑制のためだという。希望者はウェブサイトhttps://www.recreation.gov/tree-permits/から許可証を印刷する。伐採は無料だが、許可証の発行には2.50ドルかかる。伐採できるのはマツ、モミ、スギの木のみ、高さも20フィート以内と決められている。セコイア国有林の一部やメンドシーノ国有林などでも伐採の許可証が発行されており、多くは1本10ドルとなっている。
主要都市初のミャオ族市長誕生
シングルマザーでホームレスも経験
オークランド市第4区選出のシェン・タオ議員は21日、市長選でライバルの第6区選出のローレン・テイラー議員に682票の差をつけて勝利を宣言した。テイラー議員は翌日敗北を認めた。タオ氏は、ミャオ族として初めて米国の主要都市を率いることになり、オークランド市長としては過去75年間で最年少の37歳である。タオ氏はラオス難民の10人の子どもの1人として、貧困の中で育った。2010年にカリフォルニア大学バークレー校に編入し、法律学と都市計画の学位を取得した。シングルマザーだった同市は、家庭内暴力で車上生活を余儀なくされた時期もあったという。
州内先住民に住宅資金
ホームレス対策に
カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は22日、同州の先住民部族に対して、ホームレスの防止と撲滅、およびコミュニティの住宅とサービスのニーズに対応するための4700万ドルの新たな資金提供を発表した。内訳は、ビジネス・消費者サービス・住宅局(BCSH)による部族ホームレス支援補助金2000万ドルと、住宅地域開発局(HCD)によるホームキー賞4件、合計2700万ドルで、ホームレスの若者など4部族のメンバー向けに75軒の住宅を提供する。ニューサム知事は、「カリフォルニア州は、アメリカ先住民や家を失う脅威を受けている人々に特に重点を置き、安全な住居に移れるよう支援している」と述べている。
ホームレス女性
焼け跡から持ち主のために現金発見
サンノゼ国際空港近くの野営地で24日、火事で焼けてしまったバンから現金を発見し持ち主に返したホームレスの女性たちが話題となっている。バンの持ち主はジョージという名で知られている。ジョージは10年間家族に会っておらず、家族に会うために数千ドルの現金を貯めバンに置いてあったという。その現金を焼け跡から発見したのは二人のホームレス女性はさっそくジョージにそれをわたした。泣いて、例の謝礼の金を差し出すジョージに二人はタバコひと箱でいいと断った。「まともな人なら、このホリデーシーズンに、私と同じことをするでしょ。 私がしたようなことをするはずです」と女性の1人は語っている。
Muniをハイジャック
複数車両に衝突
サンフランシスコのミッション地区で25日、Muniバスをハイジャックされ、数台の車に衝突するという事件が発生した。容疑者はその場で拘束された。事件があったのは午後7時53分頃、Cortland AvenueとMission Streetの間で容疑者はバスを盗むためにバスの運転手に暴行を加え、19番街とゲレロ通りまで約1.5マイル走り、複数の車両にぶつかったという。バスに乗客はいなかった。この事件でバスの運転手を含む2人の怪我人があったが、共に命に別状はないという。容疑者のリッキー・ダンシーはカージャック、薬物の影響下での運転による傷害などの容疑で逮捕された。
テスラ車立ち木に衝突
1人死亡
カリフォルニアハイウェイパトロールによると、サンノゼで26日、乗っていたテスラ車が2本の木に衝突し、男性1人が死亡、もう1人が入院しました。事故は午後3時40分ごろ、テスラ車がサンタクララ郡メトカーフロード近くのサンフェリペロードから急発進して発生した。運転手はサンノゼに住む22歳の男性で、事故の際に車から投げ出され、現場で死亡が確認された。名前は公表されていない。サンノゼに住む24歳の同乗者は病院に運ばれたが、負傷の程度は不明。事故原因とテスラ車の構造的な関連性は不明だが、テスラ車は事故の直前に「高速で走行していた」ようだという。