パフュームがサンノゼにやってきた!

4月17日(水)、テクノポップユニットのPerfumeがサンノゼ ダウンタウンにあるCITY NATIONAL CIVICで「Perfume WORLD TOUR 4TH FUTURE POP」を開催。Jweekly3月9日号では、ベイエリアを代表してPerfumeに電話インタビューを行い今回のライブへの意気込みを紹介した。今号では、サンノゼ公演のライブレポートをお届け。

ライブ当日、ドアオープン直前の午後7時には、約1000人以上のファンが、ライブ会場の建物をぐるっと囲む人気ぶり。街を行き交う人々は「何の列?」「誰か来るの?」と驚きを隠せず、並んでいるファン達に声をかけているのが印象的であった。 

開場するとグッズ販売所に駆け込むファンたちで一気にまた会場内でも長蛇の列が出来ていた。今回のライブは自由席の為、舞台に近い場所を取るために駆け足で我先にと興奮した様子が沢山見受けられた。Perfumeの前座でX.X.Tのパフォーマンスも行われ会場を温めた。照明が落とされると「パフューム、パフューム」の歓声が。そして、いよいよ会場の熱気は最高潮になり、Perfumeの3人が登場! 

ライブでは、指先から足先まで細やかな3人一糸乱れないダンスを披露。舞台は、バックスクリーンと大型移動式のスクリーン3台のみ。それなのにも関わらず洗礼された音と映像、彼らのパフォーマンスの演出は、まるで1つの作品を見ているかのようで、すっかり観客を魅了した。 

またMCでは「会場内で私たちの日本語を英語に訳してくれる方を募集します」というファンサービスも。今回は、会場内からYUKIさんという方が選ばれPerfumeの日本語MCを会場内の方々へ英語で訳してくださった。 

MCの内容は、サンノゼ公演の前日は、オフだったので3人でSantana Rowに買い物に行ったという話。3人で日本でショッピングをするということは、あまりできないと話す。なぜなら、3人で歩くとついフォーメーションを取ってしまうから。と会場を沸かせた。サンノゼでは好きなフォーメーションを取って歩くことができた。と話した。特にSephoraでの買い物では、あーちゃん(西脇綾香)が「最初の15分は、私色々な商品を見ていたんですよ。でも、ふと隣を見ると、大本(のっち)が、カゴにバンバン商品を入れているんですよ。だから、私も、かしゆか(樫野有香)もエンジンかかっちゃって、、。3人で爆買いしちゃった」という話で会場内は更に大きな笑いに包まれた。 

ライブタイトルにもなっている最新アルバム「Future Pop」は、アップルiTunesのエレクトロチャートで20か国で1位を獲得した。サンノゼ公演の観客も多国籍で男女問わず、Perfumeの人気を伺うことができた。 

今回のワールドツアーの間、ロサンゼルス郊外で行われた世界最高峰の音楽フェスとも囁かれている「Coachella Festival 2019」のステージの合間にサンノゼ公演に駆けつけてくれた。CoachellaへのJPOP女性グループとしてはPerfumeが初めての参加。ちなみに、Perfumeは、今年のローリングストン誌のベストアクトにも選ばれた。そんな彼らの初サンノゼライブは大成功で幕を閉じた。