Keizai Silicon Valley主催

「日本大手企業によるシリコンバレー活用術セミナー」開催

Fenox Venture Capital General Partner & CEO アニス・ウッザマン氏2月19日(火)、Keizai Silicon Valley 主催の「日本大手企業によるシリコンバレー活用術セミナー」が、Palo AltoのMitchell Park Community Centerにて開催された。

Fenox Venture Capital General Partner & CEOのアニス・ウッザマン氏の講演では、日本企業とシリコンバレーをはじめとする全世界のスタートアップとの間においての豊富な実績をはじめ、イノベー ション創出のヒントや、スタートアップと大手企業間のビジネス相乗効果などについて述べられた。

また、挨拶で登壇したKeizai Silicon Valley代表のChimmy Shioya氏は「日米間の企業発展の為に、こういったイベントは今後更に重要な意義がある。Keizai Silicon Valleyとしても密に携わって行きたい」と語った。

Keizai Silicon Valley代表 Chimmy Shioya氏その後の注目企画である「特別パネルディスカッション」では、九州大学カリフォルニアオフィスの松尾正人氏がモデレーターとして進行を担当。パネリストと して、セガサミーホールディングス(株) 清宮俊久 氏、アイシン精機(株) 宇野富士夫 氏、帝人グループのインフォコム(株) 松浦修 氏、双日(株) 奈良原久之 氏を迎え、イノベーションを実践するリアルな経験談について、また日本大手企業におけるCVC(コーポレートベンチャーキャピタル:投資が本業でない事業 会社が、自社事業分野とシナジーを生む可能性のあるベンチャー企業に対して投資を行うことや、その組織を指す)の今後の展望などについて、それぞれの事業 分野での投資実績やそのビジネス相乗効果などについて、活発な議論がなされた。

これまでに25社以上の日本企業のイベノーション活動を支えてきたFenox VCの経験をもとに、AI(人工知能)、ビッグデータ、IoT、ヘルスケア 、Fintechなどの技術分野で活躍するトップスタートアップを紹介しながら、スタートアップと効果的に提携したり、自社ビジネスにその技術を活かした りする方法について、多くのゲストにとって貴重な話を聴く機会となった。