フェイスブックは先月28日、同日付で社名を「メタ」に変更すると発表した。共有された仮想環境を意味する「メタバース」の構築に焦点を当て、ブランド名を変更するという。SNSの名前はフェイスブックのままで変更しない予定。「メタバース」とは異なるデバイスの利用者がアクセスできる共有の仮想環境を意味する。マーク・ザッカーバーグCEOは「メタバース」が若年層ユーザー獲得の鍵になるとみており、フェイスブックが時間の経過とともに「メタバース企業として見られるようになることを願う」と述べている。同社は拡張現実ARや仮想現実（VR）に重点的に投資してきたが、ザッカーバーグ氏は次のプラットフォームは「ただ見るだけではなく、実際に体験しているような」没入感が増すとし、「私たちはこれをメタバースと呼んでいる」と語っている。
銃による暴力30%増加
パンデミック期間
米国での銃を使った暴力の割合は、Covid-19の流行が始まってから3分の1近く増えていたとする研究報告がオンライン科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載された。同調査は、2019年2月〜2021年3月の全米における銃に関連した負傷者や死者をまとめた警察の日報を分析した。その結果、銃関連の死亡者が約2万5,000人、負傷者は4万3,000人以上で、その前の13カ月間の死亡者数の約1万7,000人、負傷者数の約3万2,000人から増えていた。カリフォルニア州をはじめとした27州とワシントンDCで顕著に増加した。逆に減少したのはアラスカ州だけだった。
加州北部に豪雨
ヨセミテの滝も復活
カリフォルニア州北部は先月24日に大雨に見舞われ、サンフランシスコの北20キロに位置しているタマルパイス山では12時間で観測史上最多となる150ミリの降雨を記録した。多くの場所で冠水、洪水、倒木、土砂崩れが起きて道路が各所で寸断され、サンフランシスコ一帯では38万世帯が停電となったものの、水がめとなっている北部のオロビル湖の水位は先月23日〜25日にかけての大雨で6メートルほど上昇した。また、ヨセミテ国立公園の一帯は先月24〜25日にかけ、約178ミリの大雨に見舞われ、水が枯れて岸壁がむき出しの状態になっていたヨセミテ滝も復活した。
ウーバー・ドライバーにEVレンタル
ハーツ
レンタカー大手ハーツは先月27日、ウーバーと新たな提携を結び、2023年までに最大5万台のテスラのEVを、ウーバーのドライバーにレンタルすると発表した。11月1日からロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、ワシントンD.C.でレンタル可能となる。今回の提携は、ウーバーにとって、ゼロエミッション化の目標達成に向けた新たな一歩になる。ハーツからテスラをレンタルするウーバー・ドライバーは、テスラのスーパーチャージャー・ネットワークの利用が可能で、ウーバー独自の急速EV充電器「EVgo」で最大25%の割引を受けることができる。
6歳からのSNS
フェイスブックが計画か
NBCは先月29日、フェイスブック（メタ）が6歳からのSNSを検討していたと報じた。内部文書で発覚したという。同社は今年4月、社内ブログに同社のプラットフォームにより多くのユーザーを呼び込むために、最も若い場合、6歳を対象とする新たなプロダクトの作成を行う複数の職種の募集について投稿した。また、投稿の冒頭には、太字で「インターネットは若い層を念頭に入れて構築されていないが、我々はそれを変えていく」と書かれていたちう。同社んいついて、「インスタグラムが10代の少女たちに有害であることを把握していた」ことが報道されている。
ハロウィン・イベントで銃乱射
2人死亡
サクラメントで先月30日未明、ハロウィンパーティーで銃乱射が発生し、2人が死亡、5人がケガを負った。サクラメント郡保安官事務所に事件の第一報が入ったのは午前1時ごろ。事件の現場となったのはパーム・アベニューのバンケット・ホール、事件当時「エキゾチック・エロティック・ハロウィンパーティー」と題したイベントが開催され約400人が集まっていたという。死亡したのはいずれも男性で、他の男性1人が病院に搬送されたが、重体。目撃者によると銃撃はイベント会場内部で突然発生した模様で、容疑者や動機などは不明。
市議会議員宅で銃撃
1人死亡
先月30日深夜、ギルロイ市議会議員宅で開かれていたパーティで銃撃事件が発生し男性1人が死亡、3人が負傷した。負傷者のうち2人は重体。容疑者の19歳の男は翌日身柄を拘束された。被害者は17〜19歳だった。死亡したのは男性だというが、詳細は公表されていない。事件があったのは同市市議会議員のレベッカ・アルメンダリス氏宅。同議員に怪我などはなかったという。銃撃の動機などは捜査中だが、警察によると銃撃の前に激しい口論があったという。容疑者の男は事件直後に指名手配され地元警察が行方を追っていた。
