2045年までにカーボンニュートラル カリフォルニア州

カリフォルニア大気資源局(CARB)は16日、2045年までにカーボンニュートラルを達成するための新たなロードマップを発表した。以下の目標達成を目指す。大気汚染を71%削減する。2030年までに温室効果ガスを48%削減し、2045年までに温室効果ガス排出量を85%削減する。化石燃料の消費量を現在の10分の1以下に削減する。そのため、石油の需要を94%、すべての化石燃料の需要を86%削減する。400万人の新規雇用を創出する。これらの目標達成のために計画は以下の対策を提案している。2045年までに少なくとも20GWの洋上風力発電容量を建設する。2030年までに300万戸、2035年までに700万戸の温暖化防止住宅を建設する。2030年までに600万台のヒートポンプを導入する。小型車走行距離(VMT)目標を、2030年までに一人当たり1990年比25%削減、2045年までに一人当たり1990年比30%削減にする。

メタ社員、大量にBlindに登録
2週間で7000人

プロフェッショナルネットワークBlindの共同創設者キュン・キム氏は、メタが大量の人員削減を発表する前日、3,000人近いメタの社員がBlindに登録したと明らかにした。Blindユーザーは、自分が働いている会社のレビューだけを投稿することができる。Blindには64,000人以上のメタ社員が登録しており、これは従業員の4分の3以上に相当する。この2週間で7,000人以上のMeta社員が登録している。9日と10日に投稿されたメタ社の従業員レビューは44件ほどで、その多くがザッカーバーグを非難するものだったが、中には肯定的なレビューもあったという。「個人的には、解雇された人たちを気の毒に思います。彼らが今、どんな苦労をしているのか、想像もつきません」とキム氏は語っている。

トランスジェンダー支援プログラム
サンフランシスコが立ち上げ

サンフランシスコのロンドン·ブリード市長は16日、同市のトランスジェンダー·コミュニティー向けに新たな収入保証プログラムを立ち上げると発表した。低所得のトランスジェンダー住民に毎月1,200ドルを最長18カ月間支給する。同市のロンドン·ブリード市長は声明で「私たちは、トランス·コミュニティが貧困や差別をより高い割合で経験していることを知っています。このプログラムは、このコミュニティの支援を目的としています」と述べている。2015年の調査では、同州のトランスジェンダーの33%が貧困状態にあったという。それに対しトランスではない人々の貧困は12%だという。

パンデミックで失われた雇用回復
カリフォルニア州

カリフォルニア州は18日、同州は10月、パンデミックによる不況で失われた雇用を完全に回復したと発表した。10月は56,000人以上の雇用が増加し、2020年2月のパンデミック前の雇用総数を30,800人上回ったという。13カ月連続の雇用増となる。全米の新規雇用の5人に1人が同州で生まれていることになる。「カリフォルニア州は、パンデミックによる不況で失われたすべての雇用を完全に回復しましたが、これがゴールではないことは分かっています」と、ギャビン・ニューサム知事は述べている。9月の失業率が0.1%下方修正されて3.8%となった。同州の雇用増加率は全米を上回っている。

トランプ氏のアカウント復活
ツイッター

ツイッターのイーロン・マスクCEOは18日、2021年1月6日の国会議事堂襲撃事件後に凍結されたドナルド・トランプ前米国大統領のアカウントについて凍結を解除べきかどうかを尋ねる投票を投稿した。19日夜の最終的な世論調査の結果は、総数約1,500万票のうち賛成が51.8%、反対が48.2%だった。これを受けて同社はアカウントの凍結を解除した。マスク氏は19日の夜に「Vox Populi, Vox Dei(ラテン語 ―民衆の声は神の声)」とツイートした。トランプ前大統領は、2024年に共和党の大統領候補選に出馬を表明している。トランプ氏は19日マスク氏のツイッター買収を称賛した。

いらいらして娘を殺害
サンノゼの母親逮捕

サンタクララ郡地方検事は18日、29歳のサンノゼ在住の母親を、娘を殺害した容疑などで起訴した。起訴されたのはセリーナ・フアレス容疑者。捜査当局によると、4日午後3時頃、生後8カ月の双子の乳児が意識不明との通報を受け、容疑者の自宅に急行した。双子は病院に搬送されたが翌日1人が死亡した。容疑者は、警察に娘たちがつかまり立ちをしないことに苛立って、わざと自分の乳房を娘たちの口に押し付けたことを認めたという。事件後容疑者は原因不明の急病で地元の病院に搬送された。16日に退院した後拘束され、サンタクララ郡拘置所に収監された。

宿泊シェルター·プログラム開始
サンフランシスコ

サンフランシスコのホームレス支援住宅局とエピスコパル·コミュニティ・サービス21日、季節限定の宿泊シェルター・プログラムを開始した。3月26日まで5つの場所を巡回し、一晩あたり30から80のベッドを提供する。各シェルターは異なる宗教団体によって運営され、すべてのシェルターで18歳以上のあらゆる性別の人々が利用できる。同市のロンドン・ブリード市長は声明で「冬は路上生活者にとって厳しい季節、安全で暖かいシェルターの選択肢を確保することは市の責任だ。ホリデーシーズンに困っている人たちに歓迎と思いやりのある空間を提供してくれるパートナーの信仰団体に感謝したい」と述べた。