インフルエンザ 最悪ペースで流行

疾病対策センターによると、2022年のインフルエンザ・シーズンは悪質なスタートを切っているという。特に南部の状況は悪く、アラバマ、ジョージア、ミシシッピ、ノースカロライナ、テネシー、サウスカロライナ、バージニアはインフルエンザの流行状況で「非常に悪い」となっている。インフルエンザの流行は、この1カ月で急増している。CDCによると、インフルエンザの入院率がこれほど早期に高くなったのは、2009年の豚インフルエンザの大流行以来で、これまでのところ、1,300人のインフルエンザによる死亡が推定されている。また、カリフォルニア州では、インフルエンザの活動はすでに「高水準」になっている。同州の公衆衛生局はインフルエンザの活動は、オレンジ郡、サンバーナーディーノ郡、サンディエゴ郡、リバーサイド郡、インペリアル郡で最も高いとしている。

幹部社員相次いで辞任
ツイッター

ツイッターが数千人の従業員を解雇した数日後、同社のプライバシーとセキュリティに携わる幹部が相次いで辞任した。最高プライバシー責任者であるダミアン・キエラン氏は9日に辞任した。また、10日には最高情報セキュリティ責任者リー・キスナー氏とインテグリティと安全性の責任者であるヨエル・ロス氏が辞任した。同社の幹部は連邦取引委員会に対する同社の法的責任を懸念しているとも伝えられている。同社の新しい法務責任者アレックス・スピロ氏は、「我々は取引委員会と対話を続けており、コンプライアンスを確保するために緊密に連携していく 」と述べている。

カリフォルニア大学労働者スト突入
待遇改善求め

カリフォルニア大学の研究者、博士研究員、教育助手を含む約48,000人の労働者はストライキに突入する。労働者を代表する全米自動車労組のリーダーが大学当局に通告した。大学当局が10日、発表した。組合によると、36,558人の組合員の98%近くがストライキを承認する票を投じたという。組合は「極端に低い報酬(多くの労働者は年間24,000ドル以下)により、労働者は深刻な家賃負担を強いられ、学問の世界に留まることに苦悩している」としている。大学がわと合意に至らない場合、労働者はUCの10キャンパスすべてでストライキを行う。

メタ、11,000人解雇
業界最大規模

メタは10日、11,000人の従業員を解雇すると発表した。これは、ハイテク企業の歴史の中で最大規模の人員削減となる。ハイテク企業は高インフレ、金利上昇、迫りくる景気後退の懸念への対応を迫られている。同社のマーク・ザッカーバーグCEOは、従業員へのブログ投稿で「今日、私はメタの歴史の中で我々が作った最も困難な変化のいくつかを共有している」とし、「私はチームの規模を約13%縮小し、11,000人以上の有能な従業員を手放すことにした」と語った。9月のSEC提出資料では、メタ社の従業員数は87,000人以上だった。また、ザッカーバーグ氏は「私はこれらの決定と、ここに至るまでの経緯について説明責任を果たしたい」としている。

襲撃容疑者に接触試みる
ICE装う

サンフランシスコ保安官事務所は10日、ナンシー・ペロシ下院議長の夫ポール・ペロシ氏を襲撃してサンフランシスコ郡刑務所に収監中のデビッド・デペイプ容疑者に米国移民税関捜査局(I.C.E.)捜査官を装って接触を試みた人物がいたと明らかにした。事務所によると先月31日、この人物は刑務所に入ろうとしたが拒否されたという。その人物は名刺を持って刑務所に到着したが、政府の信任状はなかったという。カナダ国籍の容疑者は2008年に一時滞在者として入国している。襲撃事件の後、国土安全保障省は容疑者を国外退去させる可能性があると述べた。

行方不明の女子高生
遺体で発見

行方不明になっていたサクラメント近くのネバダ郡の16歳が11日遺体で発見された。ネバダ郡保安官事務所は同日、トリニティー・バッカスさんの遺体は午後2時過ぎに、彼女が行方不明になったケンタッキー渓谷通りの家から北へ約0.8キロの森林の多い川の排水路で発見されたと発表した。死因に関しては不明とした。トリニティーさんは9日夜パジャマ姿で外出した後行方がわからなくなっていた。家族によれば、トリニティーさんは、約10マイル離れて、グリーンバレーの彼女のボーイフレンドの家に行くつもりだったと語っている。

VTA銃乱射事件
VTAが犠牲者8人の遺族と和解

サンタクララ・バレー交通局(VTA)は11日、昨年サンノゼの車両基地で起きた銃乱射事件の犠牲者8人の遺族と800万ドルの和解に達した。5月26日に発生した銃乱射事件では、9人の労働者が死亡している。人のVTA職員サミュエル・キャシディーは銃撃現場で自殺している。被害者家族はこれまで、1年分の給与、労災死亡給付金、退職給付金も受け取っているが、今回の和解金は、遺族の請求を大幅に下回る。犠牲者のうち1人の遺族は和解に応じなかった。遺族は、キャシディが同僚を罵倒するなど「一連の赤信号」を示した後に雇用を継続したことについて、VTAに説明を求めていた。