ツイッター、SFで784人解雇 元従業員らは提訴

ツイッターは4日、雇用開発局WARN法コーディネーターに書簡を送付し、同社は1355 Market Streetにあるオフィスで人員削減を計画していると伝達した。2022年1月4日までに784人の従業員を解雇する予定だとしている。解雇される職員の内訳は、幹部スタッフ9人、中堅職員と管理職147人、営業担当者11人、事務担当者25人、専門職592人となっている。また書簡は、解雇される従業員には組合の保護がないこと、会社で同様の仕事をしている他の従業員と交代する機会は与えられないこと、解雇は永久に続くと予想されることが明記されている。同社は解雇される従業員には4日電子メールで通告したという。一方、同社の元従業員のグループは同日、同社を提訴した。この訴訟で元従業員の代理のシャノン・リス=レオダン弁護士は、「解雇がどのように決定されたか、差別や報復があったかどうかも調べるつもりだ」と語った。

触媒コンバーター窃盗で荒稼ぎ
サクラメントの自動車整備工場

連邦政府は、免許停止中のサクラメント自動車整備工場が、盗んだ触媒コンバーターを転売し3,800万ドル以上の支払いを受けたとして連邦罪で起訴した。サクラメントのVang Autoのオーナーと従業員は、盗んだ触媒コンバーターをニュージャージー州の触媒コンバーター抽出会社DG Auto Partsに輸送。DG Auto Partsは触媒コンバーターから粉末状の貴金属を抽出して5億4,500万ドル以上の利益を得ていた。排ガス基準の厳しいカリフォルニア州で登録された自動車の触媒コンバーターにはより高濃度の貴金属が含まれており、同州昨年は毎月約1,600個の触媒コンバーターが盗まれた。

遺体の一部発見
行方不明の女性

サクラメント近郊プリマスで3日、住民がベイエリアで1月から行方不明になっている女性の遺体の一部を発見した。行方不明になっていたのはアレクシス・ゲイブさん。ゲイブさんは1月26日に元ボーイフレンドのマーシャル・カーティス・ジョーンズ容疑者によって殺害されたと推定されている。ジョーンズは逮捕を試みたシアトルの警察によって殺害されている。ゲイブさんの家族は、報奨金を出して遺体につながる情報を求めていた。「遺体の状態と彼女の全身がないことから、遺体は様々な地域に散らばっていると考えられる」とオークリー市当局は述べている。

医師に有罪判決
薬物過剰摂取で患者死亡

連邦陪審は3日、オピオイドなど強力な薬物を必要としない患者に処方し、過剰摂取で死亡させた75歳の医師を有罪にした。有罪となったのはサンタローザで疼痛管理クリニックを経営していたトーマス・ケラー容疑者。裁判では、容疑者は過剰摂取で死亡した女性にオキシコドン、ジアゼパム、カリソプロドールを処方していた証拠が示された。連邦検事局は声明で「専門家としての通常の診療過程をはるかに超える量の薬を処方し、正当な医療上の必要性はなかった」と述べた。4つの訴因で有罪となった75歳の医師は20年の禁固刑に処せられる可能性がある。

サンフランシスコ市のために働こう
テック企業解雇者に呼びかけ

サンフランシスコ市のロンドン・ブリード市長は地元メディアの取材に対し、「他の多くのハイテク企業が解雇したことは知っている」とし、同市は新たに失業した技術者たち数千人のための場所を提供しうると述べた。市長は「市のために働こう」という堅実な提案をしたいとし、同市には5,000近い求人があり、禅ルームやコーヒーバーなどの特典はないが、ハイテク企業が提供しない安定性があると語った。また、「サンフランシスコは、働くにも、街に貢献するにも素晴らしい場所だ。残念ながら職を失おうとしている従業員にとって、これが厳しい試練にならないことを願っている」と述べた。

警官に暴行
5人を逮捕

サンノゼで4日深夜、警察官に暴行したと5人が逮捕された。サンノゼ警察によると、警官が、セブンツリー・ブルバードとキャピトル・エクスプレスの近くでレースをしていると思われる3台の車を発見し、そのうち1台を停車させた。警官はドライバーに職務質問をしたところ、他の2台も停車し乗っていた男女が「警官を妨害し、なじり始めた」という。警官が1人を拘束すると、容疑者らは警官を暴行した。暴行で警官1人が顔面を殴られ軽傷を負ったという。また、容疑者5人は、重罪暴行、警察妨害、容疑者の拘束解除未遂の疑いで逮捕、留置場に収監された。

シティー・ホール建設の借金
サンノゼに重くのしかかる

2005年に開館したサンノゼのシティ・ホールの建設プロジェクトは主に2002年に発行された9億6,000万ドル近い債券によって初期費用を調達した。その後、費用約7億6,900万ドルにまで圧縮され、1日現在で3億5,500万ドルを返済したが、市はまだ約4億1,300万ドルの借金を抱えており、市の財務部長ジュリア・クーパー氏によると、2039年に完済される予定だという。ホールのユニークなデザインは、街のステートメントピースとして役立っているという評価もあるが、「フェラーリは美しい乗り物だが、問題は、そのお金で他に何ができたかだ」とチャック・リード前市長は述べている。