フェイスブック利用者29億人のうち、およそ8人に1人にあたる3.8億人が依存状態に陥っているという。同社(メタ)の調査結果で明らかになった。7日、ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。内部文書にると、SNS利用が睡眠、仕事、子育て、職場生産性、職場の関係など様々な面で悪影響を与えていることが明らかになった。また親が自身の子どものケアや子供との触れあいよりも、フェイスブックに多くの時間をとられているケースも見受けられたという。研究者は、米国のユーザーの10%、フィリピンや最大市場であるインドではもっと多く、全体の約25%に影響していると見積もっている。また、フェイスブックに熱中しているユーザーの大半は、インスタグラムやワッツアップの他、ツイッター、スナップチャットといった複数のソーシャルメディアを利用していた。
いちばん恐ろしい州はどこ
カリフォルニアは28位
引越し会社ムーブブッダは先月28日、ハロウィン企画「おっかない州ランキング」を発表した。ランキングは、墓場の多さや古さなどのSpook Score、未解決殺人事件の数などのCreep Score、ゴースト・タウンの数などのBoo Scoreの3つのスコアから算定した。その結果1位はニューメキシコ、2位はミシガン、3位ウェスト・ヴァージニアだった。カリフォルニアは総合で28位だが、未解決殺人事件の多さと打ち捨てられた家の多さでCreep Scoreで3位となった。1位はニューヨーク。また、カリフォルニアは心霊スポットの数が1,070で全米1位だった。また、Boo Score1位はサウス・ダコタ、Spook Score1位はテキサス。
闘病中の女性クマに襲われる
助かってラッキー
先月30日、タホ湖近くにある山小屋に大型のアメリカグマ1頭侵入し、中にいた女性を襲うという騒ぎがあった。襲われたのはオリンダ在住の66歳の女性。早朝物音に気付いて階下に降りたところクマが向かってきたという。夫や息子が自室から出て来ると、クマは小屋の外へ飛び出したが、女性は顔、胸部、腹部を負傷し出血がひどい状態だった。元医師の女性は、リンパ肉腫の化学療法を受けているため臓器が損傷し、致命傷となることを恐れたという。病院に搬送された女性は無事回復し、「死なずにすんだのは信じられないほどラッキーだった」と語っている。
ハロウィンの日、サンノゼで銃撃
1名死亡
サンノゼで男性1名が銃撃されて死亡する事件があり、容疑者2名が身柄を拘束された。事件があったのは先月31日午後3時半ごろ、通報で駆け付けた警察がグレート・オークス・パークウェイ沿いで銃撃された男性を発見した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。警察は同日容疑者の27歳の男を逮捕、翌日もう一人の27歳の男を逮捕、一人を殺人容疑で、もう一人を従犯の容疑で収監した。犯行の動機などは明らかではない。事件はサンノゼでの今年29件目の殺人事件となった。また、これで同市の今年の殺人事件犠牲者は38人となった。
携帯、パソコンに向かう時間が2倍に
パンデミックで子どもたち
Covid-19感染拡大で米国の子どもたちが携帯端末やパソコンなどの画面を見る時間が、それ前に比べ約2倍となる1日あたり平均7.7時間に達しているとの研究論文が発表された。論文は1日、『米国医師会誌』に掲載された。研究の対象は10〜14歳層の約5,412人。時間にはオンライン授業は含まれない。また、画面に向う時間の長さとストレスとの間に関連性があり、時間の短い子どもほどストレス回復の積極的行動をとったという。論文を主導したカリフォルニア大学サンフランシスコ校のジェーソン・ナガタ氏はこうした傾向はパンデミック後も続くだろうとしている。
3度のワールド制覇に貢献
バスター・ポージー捕手が引退
MLBサンフランシスコ・ジャイアンツでのバスター・ポージー捕手が4日、現役引退を表明した。「できるだけ家族と時間を過ごしたいと思った。最終的に決断をしても心は穏やかでいられる」と引退の理由を語った。ポージー選手は2008年ドラフト1巡目でジャイアンツ入りし、翌年メジャー・デビュー。翌年に新人王、12年には打率3割3分6厘で首位打者と最優秀選手に輝いた。オールスター戦には7度選出。メジャー通算1371試合出場し、打率.302、1,500安打、158本塁打、729打点。球界を代表する捕手としてチームを3度のワールドシリーズ制覇へ導いた。
アップルストア、マスク着用解除
ただしベイエリアでは継続
アップルは4日、小売店従業員向け社内文書で5日から米国の小売店舗の多くで顧客のマスク着用義務を解除するとした。解除されるのは、カリフォルニア、フロリダ、アリゾナ、ニューヨーク、ルイジアナ、ニュージャージー、コネティカットの各州の一部店舗を含む100カ所余り。社内文書は、新指針は顧客の予防接種状況に関係なく適用されるとした。ただし、従業員のマスク着用は継続する。また、ロサンゼルスやサンフランシスコ・ベイエリアなどの地域では、室内でのマスク着用が義務化されているため、アップルの小売店での顧客のマスク着用は続く。