第40回 :知らずに帰国したらもったいない!アメリカの生命保険の事例

駐在員の方の中には、年末年始から2月にかけて日本に帰ることが決まり徐々にその準備を進め始めているという方も多いことと思います。お客様のご相談を受ける中でもっと早く知っていればよかったという声をよくお聞きしますので、在米の間に知っておいてほしい、知らずに帰ったらもったいないアメリカの生命保険の例をまとめました。

※アメリカの生命保険は、日本の生命保険と同じようにいったん加入してしまえば国外にいても有効ですので、帰国後も保険を継続し、保険金や積立金を日本で受け取ることが出来ます。

事例1:見直しでコスト削減

40歳のAさん(男性・非喫煙・優良体)は5年前にお子様が生まれた時に加入した日本の生命保険で65歳までの間に万が一のことがあった時に3000万円の定期保険に加入しており、月々6,750円を支払っていました。アメリカの保険で同じような保障(65歳まで万が一の時$300,000)の保険を持ったところ、加入年齢は5歳上がっていましたが月々$39で加入できることが分かり、月々のコストを減らすことが出来ました。

事例2:一生涯受け取れる終身年金

50歳のBさん(女性)は、日本にいるご両親の介護のためやむなく日本に帰国することを決意しました。アメリカの貯金を銀行に残していっても SavingAccountの利率が0.1~0.6%、日本の定期預金の利率はさらに低く0.01%~0.25%、元本割れはしたくないけれどせっかくのまとまったお金なので、もう少し増やしたいと考えていらっしゃいました。

Bさんが選んだのはAnnuityの終身年金型です。これは、公的年金と同じように生きている限り一生涯年金が受け取れるものです。

例えば、過去10年の運用実績をもとにシミュレーションをすると$50,000を預けると、65歳から毎年約$7000を受け取ることが出来、平均寿命の86歳までもらい続けると総受取見込みは$147,000になります。

年金として受け取らず、65歳時点で一括受取も可能です。(受取見込額は$85,000です。) 
今後の実績によって受け取り金額の変動はありますが、元本以上には増えて受け取れること、長生きをしても途切れない収入があるのは何より安心と、ご満足をいただけました。