ペガサステックベンチャーズが主催するStartup W杯 が5月15日(水)より3日間に渡りサンフランシスコにて開催された。最終日の17日(金)は35社のファイナリストの中から準決勝で選ばれた12社が白熱の最終ピッチを行った。4分間という決められた時間でのスピーチに加え、審査員からのシビアな質問にも回答する姿が来場者を惹きつけた。毎回数々の著名人がゲストで訪れる事で有名なこのイベント。
今年はオラクルのCOOレイ・レーン氏、パンドラの元CEOティム・ウェスターグレン氏、ネットフリックスの元CPOネイル・ハント氏などが登壇し、参加したスタートアップ企業の方々への声援を送った。そして何と当日に、スプリント社の取締役会会長とソフトバンクグループのCOOを務めるマルセロ・クラウレ氏が駆けつけるなど、イベントを盛り上げた。そんなグランドファイナルで、優勝を勝ち取った企業はベトナムから来たABIVIN社。彼らはAIを使ったロジスティクスの最適化プラットフォームを作り上げた。最先端技術で、世界の企業のロジスティクス経費削減に向けて、今回の優勝を先駆けに更なる発展をしていくのではないか。日本代表の古着のリサイクルを手がけるJEPLANは見事、最終ファイナリストのトップ12社に残ったが、惜しくも世界優勝、TOP3の座は逃した。今後の活動に期待したい。