グローバルインパクト
最近の関税は米国のインフレ率にかなりの影響を与え、これにより米国の経済が減速する可能性がある。例えば、中国から商品を輸入する場合、現在の関税率を10%から25%に引き上げると、ある輸入品が値上げされることとなる。輸入品の値上げにより米国の購買力が低下し、インフレが起こる恐れがある。
アジア地域における中流階級の拡大に伴い、アジア諸国は米国や日本などの先進国より早くに経済が発展している。その地域における可処分所得の増加と共に、アジア地域で活動している企業も多くの利益を獲得しているとみられる。
原油
原油価格下落によりインフレ率が低下した。商品の発送コストが下がり、比較的に安く旅行に行けるようになった。企業の利益率も上がってきている。皆様のガス代と航空券も安くなると期待している。
資産運用について
お金のことは、家族や友人と気軽に話せないので、とても複雑な問題であるが、貯金するにはどうしたらいいのか考える人がたくさんいる。以下の用例は、信頼できる相手に最も良い質問をするために役立つだろう。将来のお金の不安を解消するために貯金するのは、複雑なことであるが、お金の時間的価値 (Time Value of Money)という概念は次の三つの要因によって決まる。それは、時間、元金(Principal)と純金利(Net Interest Rate)である。
以下は、様々な期間と金利で5万ドルを預金する用例である。
短期預金の場合、金利変動(Volatility)のためあまり貯金できないので、保守的なアプローチをした方がいい。例えば、2年間で5万ドルを預金する場合、貯金の金額は高くないので、利益の可能性は損失のリスクに見合わない。
例1:
2.5% = $52,560
5% = $55,247
7.5% = $58,064
しかし、退職後の貯蓄や教育貯蓄などの長期預金の場合、金利変動のことを考えすぎて消極的な態度をとってしまい、複利(Compound Interest)でお金を増加させるチャンスを逃すことがよくある。複利を使えば、10年間で5万ドルを預金する場合、かなりの貯金金額になる。
例2:
2.5% = $64,184
5% = $82,350
7.5% = $105,603
右記の用例は、複利の用例。元金によって生じた利子を次期の元金に組み入れることによって、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利率が次第に増加していく。例えば、20年間5万ドルを同じ利率で預金する場合は、次の金額になる。
2.5% = $82,393
5% = $135,632
7.5% = $223,040
結論として、金利変動を乗り越える時期、そして景気の停滞のリスクに対して余裕があれば、利益が出る可能性は高い。一つ考えなければならないのは、過去の履歴によると、ほとんどの株式市場は3年間ごとに株価が落下するため、高い利益の出る可能性がある市場で貯金する場合、株価の変動を多少我慢しなければならない。
これらの例は、複利の仮説例であり、投資利益を保証するものではない。場合によって事情が異なるため、ご自分のポートフォリオを変更する前にご自分の投資不動産税務アドバイザーと相談をして、良い投資経験になるように、ご自分の要求とリスク許容度に合うプランを選んでください。
吉原 マイケル
Michael Yoshihara,CFS
408.289.1110
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http://www.yoshiharafinancial.com/