先日、太鼓グループ ドラムレボルーション主催の新年会が竜巻太鼓、ソノマカウンティ太鼓、琥珀、縁囃座、桜連をゲストに招き、パロアルトのPaly Theatreにて開催された。会場内は、子供からお年寄りまで多数の人達で埋め尽くされており活気にあふれていた。ロビーでは新年会には欠かせない料理や飲み物等も用意され、新年を太鼓や様々な和楽器、民謡、踊りで祝うといったユニークな企画で、会場を盛り上げていた。

演奏が始まると、日本語のかけ声と共に会場の空気が震えるような太鼓の音、会場内の誰もが迫力のあるパフォーマンスに心が引き込まれていった。小さな子供までもが興奮し、太鼓の音に合わせてリズムをとっていたのが何とも印象的だった。その見事なリズム・チームワークから、この演奏のために大変な努力をしてきたことは、容易に想像ができる。演奏中の奏者の真剣な顔と終わった後のホッとした顔もまた印象に残っている。それぞれのメンバーが息を合わせ、一つの事に向かい一つの物を作り上げる姿に感銘を受けた。５つのグループがそれぞれの持ち味を発揮し、すばらしいリズムを刻む。そして演奏が終わると惜しみな い拍手が降り注いだ。

ドラムレボルーションの住井先生が演じた大太鼓の一本打ちは、一つの太鼓で打つ場所・打ち方により音色が変わり、リズムが変わる時の溜め、かけ声などとても迫力があり、その中に繊細な部分も感じられる太鼓の魅力を十分に理解できるものだった。

また来年もドラムレボルーションの新年会に参加し、太鼓の演奏で新年を祝いたくなる催しであった。

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