第9回 ホリデー前に要チェック 犬が食べてはいけない危険な食べ物

　こちらの記事が掲載される新聞の発売日はちょうどサンクスギビング翌日で皆さんたらふくご馳走を食された後だと思います。家族の皆さんがダイニングテーブルに集まりワイワイ食事をしている横でちょこんと座り (あるいは飛びついて！) 美味しい食べ物をねだるわんちゃん達の姿が目に浮かびます。

　この後クリスマス、お正月などまだまだ人の集まり、ご馳走、プレゼントが家の中に絶えないシーズンで気をつけたいのが犬が食べてはいけない危険な食べ物です。

●チョコレートとカフェイン

●ぶどうとレーズン

●アルコールと生のパン生地

●キシリトール

●タマネギとニンニク

●その他 (肉や魚の骨、マカデミアナッツ、アボカドなど)

以下のサイトに詳細が載っています。
https://www.hills.co.jp/dog-care/nutrition-feeding/toxic-foods-for-dogs

　我が家でもチョコレートは以前飼っていたビーグルミックスに食べられたことがあります。ビーグルなど嗅覚に敏感な犬種、食べることが大好きなワンちゃん、シニアで目が悪くなり嗅覚が鋭くなった犬などもゴミ箱やバッグの中に入れておいたお菓子をいつの間にか漁られたり、なんて経験も。。。

　レーズンに関しては実は私もつい最近まで知らなかったのですが、去年の今頃に我が家に来たばかりのパピーだったむぎを近所の獣医さんに数回予防接種に連れて行った際、必ず同じオーナーとシニアのダッチハウンドがいました。オーナーにお聞きしたところ、家にあったレーズンを食べてしまい腎不全になり以降毎週金曜日に透析のため獣医に通っているとのことでした。

　上記に記載した食べ物はホリデーシーズンの食卓やギフトには欠かせないものばかり、戸棚の中、蓋付きの入れ物など犬達の手が届かない場所に保管したり肉や魚などは骨を取り除いたものなどを与えるようにしましょう。

　ご家族皆さまでもう一度危険な食べ物の確認、小さいお子さんがいらっしゃる方は食べこぼしや置き忘れに注意をしましょう。

　皆さま飼い犬を含めての安全、楽しいサンクスギビングホリデーをご家族お友達とお過ごしください。