Soy & Tofu Festival 開催レポート

独立記念日の連休初日7月2日土曜日、2年ぶりにSoy & Tofu Festivalがサンフランシスコジャパンタウンピースプラザで開催された。サンフランシスコらしく霧が出て肌寒い日だったが、会場は多くの観客で埋め尽くされた。実行委員長のTaguma氏によると、当日は約160人ものボランティアの協力により運営され、コミュニティーにとって大きなイベントとなった。

ピースプラザのステージでは、NBCでお馴染みの Mike Inouyeの司会により、まずは Gee Yung Dragon and Lion Dance Associationによる軽快なドラゴンダンスで幕が開けられた。続いて、Jiten Daikoによる太鼓のパフォーマンス、サンノゼからは Wesley Ukulele Bandが参加し、盛りだくさんのステージプログラムが行われた。トリをつとめたのは、サクラメントから参加のSacramento Taiko Danで、素晴らしいパフォーマンスが観客を魅了し、大いに盛り上がりをみせた。

バラエティーに富んだブースの数々にも、観客の興味が集まった。豆腐にちなんだフードを提供するフードブースの前には長い列ができ、ヘルシーかつ美味なフードが人気だった。北加桜祭りのフードブースとしても人気の Pine UMC Wafu Dog を賞味してみた。大豆から作られたソーセージにテリヤキソースとマヨネーズがかかった一風変わった和風ホットドッグは、新鮮なとりあわせで美味しかった。

Soy & Tofu Festival の人気マスコットがプリントされたTシャツ、トートバッグ、マグカップ、フェイスマスクなどを販売するブースをはじめ、ローカルデザイナーによる商品を販売するブースなどが並んだ。

Soy & Tofu Festival 恒例の、豆腐と大豆製品を使ったデザートコンテストでは、”Let’s Hear It for the Soy !” を作った Tamako Park-Liさんが見事1等賞を獲得した。5種類の大豆製品 – 枝豆、おから、きなこ、みそ、ゆば、を使って作られたデザートは、2層の枝豆おからスポンジケーキの間にきなこホイップクリームがはさまれており、キャンディー枝豆と砂糖ゆばチップスがトッピングされている。見た目もお味も良いだけでなく、カロリーおさえめで栄養価が高いというすぐれたデザートだった。2等賞に輝いた “Kinako Smore with Miso Caramel” by MIchelle Ip with Angelica Yi and Clara Goin もまた、ひけをとらぬ優秀なデザートだったが、僅差で2等賞になった。

ー その他 会場の様子 ー