みなさま、こんにちは。クリスマスはいかがお過ごしでしたか。今回は、「私の子育てミッション」と題して、お話させて頂こうと思います。以前から子育てについて、また音楽教育を子育ての中でどう実践していくか、などについてご相談を受けることが多かったので、今回は、二人の子供たちの子育てを振り返ってお話させていただこうと思います。有座悠仁(ゆうじん)、有座エレナの詳しいレジメは下のそれぞれのサイトをご覧ください。
悠仁は、3歳からバイオリンとピアノのレッスンを始め、エレナは、3歳からピアノを、4歳からチェロを習い始めました。20数年前、アメリカの地で初めての子育てをしていた頃の話です。その時私は、二人の子供を異国で育てるにあたって「英語、日本語、そして音楽、の三つの言語を使える人に育てよう」と心に決めました。アメリカに住んでいるのですから、英語は必須、また両親共日本人ですから、日本語も然り、そして三つ目は音楽の言葉。これは、音楽もコミュニケーション・ツールの一つであるという考えから、音楽を通して人とのコミュニケーションがとれる大人になってほしいと思ったのです。
そしてさらに、二人の子供たちにはピアノの他に、もう一つ楽器が弾けるようになってもらいたいと願っていました。家族でピアノトリオが弾きたい、という夢があったので、上の子には迷わずバイオリンを、下の娘にはチェロを習わせました。しかし毎日の練習は山あり谷あり。続きはまた次回のコラムでお届けします。