リタイア後の永住帰国、 お住まいはお考えですか?①

【高齢者が本当に住みやすい街ランキング関東編】
武蔵小山・南大沢・平塚がランクイン!

日本最大手の住宅ローン専門金融機関「ARUHI(アルヒ)」では、【本当に住みやすい街大賞2021】を発表しており、そのランキングをもとに、高齢者が“いま本当に住みやすい街” 地域をご紹介します。

〈出典:「ARUHI」〉https://sumutabi.net/7801

◆高齢者が本当に住みやすい条件とは
①生活環境…徒歩圏内に商店街などの買い物・飲食店やバスや電車などの交通網が充実しているか
②レジャー環境…温泉やカラオケ・公園・登山など高齢者ならではの娯楽施設への交通アクセスの良さ
③福祉・医療環境…急な体調不良や、介護が必要になった時の為に福祉や医療環境が充実しているか
④街の安全性…街の治安は悪くないか、バリアフリー環境が整っているのか
⑤交通の利便性…都心のメガターミナル駅へのアクセスや電車やバスの交通網が充実しているか


武蔵小山駅からすぐの全長約800 mのアーケード商店街「武蔵小山商店街パルム」は、高齢者がショッピングしやすい環境が整っています。また、散歩におすすめな「林試の森公園」や、メガターミナルの品川駅(約20分)や、羽田空港(約30 分)へのアクセスの良さが評価されています。

大型ショッピング施設「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」や「イトーヨーカドー」などが駅近くに点在しているため南大沢では買い物に困りません。また、歩行者と自動車の道路を分離した「完全歩車分離方式」など、高齢者でも歩きやすい町づくりで安心して生活できます。

平塚市は海が近く、のんびりとしたセカンドライフが過ごせる環境です。「平塚漁港」では魚の直売会も開催。新鮮なお魚が食卓で楽しめます。江の島や鎌倉も近隣にあるため、寺社仏閣など余暇を楽しめる環境も充実。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) とは?

国土交通省と厚生労働省の共管で平成23 年10 月からスタートした、高齢者に必要なサービスが付いた新しい賃貸住宅です。「サ高住」、または「サ付き」とも呼ばれ、都道府県単位で認可・登録された賃貸住宅で民間事業者よって運営され、契約形態は一般賃貸物件と同じ賃貸借契約です。コロナ渦の中、都市部から地方への帰省が困難になったことから、一人暮らしをする親を心配されている子どもさんも多く、施設入居に比べると気軽さもあり、自立型サ高住への入居が増えています。

◆サ高住の特徴
高齢者にふさわしい建物(バリアフリー構造・基準の設備と面積)と、安心できるサービス(安否確認・生活相談・緊急対応)の提供が必須とされ、食事の提供も必要に応じて行っている施設が多いです。サービス付き高齢者向け住宅には、「一般型」と「介護型」があり、60 歳以上の介護を必要としない元気な高齢者と、介護サービスを必要とする高齢者が利用できます。介護サービスに関しては、外部の事業所と別途で契約を結び在宅介護サービスを利用することになります。

◆自宅同様の生活を送ることができる
他の高齢者施設と比較すると「自由度」が高く、自立した人であれば自宅で暮らしているような生活を送ることができます。外出や外泊はもちろん、来客などにも制限はありません。居室備え付けのキッチンで食事を作る他、居室のバスルームで入浴、洗濯などを行うことができます。

◆物件数が多く入居しやすい
物件数が多いため、希望の条件で物件を探しやすくなります。住み慣れた街・家族がアクセスしやすい場所など物件を絞っていき、物件を選択する幅が広くあります。有料老人ホームなどと違い、要介護度が低い方が対象のため、自立度が高い方でも入居することが可能です。

◆食事サービス
食事サービス付き高齢者向け住宅では、レストランのような食事サービスがあるところもあれば、宅配弁当で対応しているところもあります。また、キッチンが居室にあるため、自分の好きなものを調理して食べることもできます。施設内の調理室で作られる食事や宅配弁当は、栄養・カロリーなどの計算がしっかり行われているため、必要な栄養素を摂取することができます。食事サービスに関しては、施設見学の際に試食させてくれる場合が多くあります。ランチ時に施設見学に行き、実際に食べてみて味を確認してみましょう。

◆原則、介護サービスの提供はない
以上のような良いところがありますが、要支援1から要介護2までの軽介護度の入居者を対象としているため、医師や看護師はほどんどの住宅で常駐していません。また、安否確認サービスは必ずついていますが、主に日中のみで、スタッフが常駐していない場合は緊急通報システムを利用した対応となり、24 時間の見守りが必要な方は注意が必要です。
介護サービスは基本提供しておらず、必要な方は外部の事業者と契約することになります。元気なうちは良いのですが、介護度が上がり手厚い介護が必要になると住み続けるのが難しくなる場合もあります。住み続けた先を見込んで、どのようなサービスがあるかを把握した上で、入居を決めることが大切です。
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