レストランでワインを楽しむ

レストランで食事をするとき、食事と一緒にお酒を楽しむ人は多いですよね。

私も、美味しいものを食べると、どうしても美味しいワインも飲みたくなるので、レストランへ行く前に、もしくは予約する時点で、そのお店のワインの品揃えをついついチェックしてしまいます。 お店のウェブサイトに掲載されているワインリストをざっと眺め、ラインナップと価格帯、あとはグラスワインの内容も必ずチェック。

ラインナップで期待するのは、リストの長さよりも多様性や冒険心、例えば、有名銘柄や有名産地以外のワインがオンリストされていること。それは、ソムリエやバイヤーが、知名度に頼らず美味しいワインを探し出す作業をして いる一つの証だから。そういうお店のグラスワインリストは、有名銘柄を無難に並べたリストよりも、実際コストパフォーマンスも満足度も高い事が多いです。

各レストランが揃えるワインを楽しむ以外にも、ワインを持込んでレストランで楽しむという方法もあります。地域によって違いますが、サンフランシスコ(カリフォルニア州)は、レストランへのワインの持ち込みが気軽にできて、Corkage fee(持ち込み料)を支払えば、大抵のレストランはワインの持ち込みが可能。Corkage Feeはお店によって異なるけれど、大体は1本につき$25-$30くらい。私が勤務しているワインショップにも、レストランへ行く前に立ち寄って、持込み用ワインを買っていくお客様がたくさんいます。

私もよくワインの持込みをしますが、持込みワインを買う際に注意したいことが1点。それは、持ち込む先のレストランのワインリストに載っているワインを持ち込むのはNGということ。だから、持込み用ワインを購入するお客様には、レストランが扱っている確率が高い、知名度が高く入手もしやすい銘柄はお勧めしません。また、行き先のレストランが決まっている方には、そこのワインリストをウェブサイトで確認し、リストにはないワインをお勧めしています。

レストランのワインと持ち込みワイン、シチュエーションに合わせてうまく使い分ければ、レストランの楽しみ方も倍増しますよ☆