ベイエリア から水際対策措置中の日本帰国レポート!

6/12/2021(アメリカ太平洋時間)

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置によりカリフォルニア州からの渡航者も検疫所長の指定する宿泊施設で三日間待機しなければならない最終日(6/13日本時間)J weeklyスタッフの一人が日本帰国しました。

日本入国までの一部始終をレポートいたします!

搭乗前の準備

出国三日前、かかりつけの医療機関カイザーで検査(COVID-19 Test)を受ける。

カイザーパーマネンテでは旅行者用の検査結果は72時間以内に出ることになっている。日本入国者は日本指定の検査証明書を作成する時間も必要なので、72時間でギリギリ結果が出ると間に合わない。万が一のバックアップのため、CVSのドライブスルー検査、近所のdignity health/urgent careの検査も予約した。

結局、カイザーのテスト結果が48時間以内で判明し、(検査結果は検査の混雑具合によるので要注意)事前にプライマリードクターに依頼しておいた日本指定の検査証明書に、検査結果が出た後ドクターにメールをし医療機関のスタンプ付きで署名をしてもらい間に合った。

帰国準備に向けて準備したもの

  • 日本指定の陰性証明書
  • 誓約書(隔離場所情報も記入。複数隔離する場合は、添付にて記入可能。)
  • 質問票QRコードダウンロード
  • スマートフォン用アプリダウンロード

その他持ち物準備したもの

  • アメリカでのCovid-19 Test結果 (アメリカ国内線用)
  • ワクチン証明書 (ホテル隔離までの現在一度も見せていない)

入国に関する必要書類のアップデート情報はこちらから

6/12/2021 (アメリカ太平洋時間)

4:00AM
早朝、シアトル経由のデルタ航空便に搭乗するため サンフランシスコ国際空港へ。朝四時なのに国内線のカウンターは長者の列。

チェックインカウンターで パスポートとCovid19テスト検査の結果を提出。グリーンカードをチェックしなかったのは、未だ疑問。

6:30AM
シアトル便搭乗。
満席の飛行機。隣の人のイビキが大きすぎて眠れない。

8:15AM
シアトル国際空港到着。

国際線ターミナルは 国内線ターミナルの賑わいと打って変わって人が少ない。Peet’s coffeeと ギフトショップ、Duty freeはオープンしていた。

10:40AM
出発1時間前、 パスポートと日本指定の検査証明書のチェック開始のためカウンターに並ぶ。

日本指定の検査証明書確認のために並ぶ乗客

デルタ航空のスタッフが日本指定の検査証明書を念入りにチェック。私のCovid -19 テスト検査時間が 搭乗前の71時間55分前だったので「その5分前に受けてたら 乗れませんでしたよ。(検査結果に時間がかかることを想定して意図的にギリギリの時間内にテスト予約していたため)」と忠告されるほどスタッフは全ての項目を念入りに確認してくれる。 
チェックが終わると 確認済のシールがパスポート裏面に貼られ、搭乗可能となる。

陰性証明書確認済のシール

11:20AM
搭乗後、座席や手を拭くためのワイプを渡される。


座席で質問表、健康カードと宣誓書を渡される。宣誓書も添付されていたが、事前に厚生労働省のウェブサイトから準備していたので 健康カード、質問票のみ記入。

この健康カードは空港内で何度も提示することになる。

搭乗した便は 65人のお客だけとのことで、客室乗務員さん達が一人一列ずつ座ってもいいよと声をかけてくれた。

デルタの機内

12:20PM
数人搭乗拒否された乗客がいたため、すでに機内貨物積まれていた彼らの荷物をおろす作業があり、予定より20分遅れて離陸。

6月13日 14:30 (ここから日本時間です)

羽田空港到着。

機内を出るとき注意するのは、 搭乗券は捨てないで書類とともに持参。 

また、機内で渡される健康カードは空港内のチェックポイントで頻繁に見せることになる。 

機内を出てすぐの出口にて書類確認場所にて、 必要書類が揃っているかまず確認される。 健康カードの上に手書きで 名前、アメリカ、カリフォルニアと書くように指示される。搭乗券も確認。 

少し歩いて次の場所では、 パスポートや持参した書類の再度確認。 

それぞれのチェックポイントに並ぶ渡航者たち

質問票QRコードアプリのダウンロードを確認。 
スマートフォンにQRコードをダウンロードしていない場合は、 その場でダウンロードする。 

PCR検査場所にて、健康カードを見せる。 
カード(実際はA4の紙)に検査受付番号になるバーコードシールを貼られ、検査キットを渡される。

パーテションで区切られているスペースで、各自唾液を試験管に出して提出。 検査スペースにはすでに飛行機から降りて喉がカラカラな渡航者が唾液出やすいようにするために、 レモンや梅干しのイラストが貼られている。 

スマートフォンアプリ確認場所。 英語も話せる外国人スタッフが全てアプリダウンロードされているか確認してくれる。 

誓約書に記入したメールアドレス確認場所では、 厚生労働省から毎日送られてくることになるメールが届くか確認。 記入したメールアドレスに担当スタッフがメールを実際送り、私が受信したか確認。

担当スタッフが宣誓書に基づいたデータを入力し、質問票の入力データとあっているか確認。 この場所で、隔離場所が複数であることを再度口頭で伝え、その隔離先住所と日程を入力していた。

隔離先の移動中は位置情報を移動中の場所から送ってもいいか確認すると、移動中ならOKとのこと。日本での緊急連絡先携帯電話番号を聞かれ、実家の家族の電話番号で登録。

検疫所長の指定する宿泊施設で待機する渡航者たちと 待機不要な渡航者と別々に受付をされ、待機する私たちはテスト結果が出るまで待機場所で4時間ほど待機。 

緑色カードは指定宿泊先に滞在する渡航者用が識別されるために提示するもの。
ピンクのカードも隔離対象者の識別カード

テスト結果が陰性であることを確認され、手配された滞在先に向かう渡航者たちとともに検疫を通り、イミグレーションを通る。

スーツケースを引き取り、通関を通って滞在先に向かうバスに乗り込む。 

この時点で20:30。 

空港内では 若い年齢層のスタッフさんたちがたくさん働いており それぞれのチェックポイントやトイレの誘導などを案内してくれた。ワクチン摂取してない(であろう)のにも関わらず、 私たちに対応をしてくださったことに感謝する。 

アメリカの自宅から羽田のホテルまでの歩数:12,000歩