SFベイエリアから日本への一時帰国・日本入国レポート!【2022年5月】

 今年の3月1日から、アメリカからの入国の場合「ワクチン3回目の追加接種者:自宅等での待機はなし」となるなど、日本入国の水際対策が一部緩和されています。

 しかしながら、まだコロナ前と比べて同じとは行かず、日本入国前には検疫検査手続きに関わるいくつかのステップを踏む必要があります。

 そんな中、5月第一週、J Weeklyスタッフの一人がSFベイエリアから日本へ帰国しました。

 その際の空港到着から日本入国までのレポートをお届けします!


日本ゴールデンウィークの初日、定刻通り成田空港に到着。

利用した某エアラインの乗車率は約70%、乗客の約80%は非日本人客で占められていた。

非日本人乗客はトランジットのために先に降ろされ、日本人乗客は機内で約30分待機させられた。

その後、入国後検疫検査手続きのためのチェックインポイントへと移動。

まず最初のチェックインで、約30分待たされる。

手続き後、パスポート裏に受付番号のスティッカーを貼られる。この後の手続きは、すべてこの受付番号により進められる。

第2のチェックポイントで、入国者健康居所確認アプリ(「MySOS」)(※文末に注釈あり)を提示。係員によって、アプリが正しく作動しているかを確認され、次のチェックポイントへ。

 →「My SOS」アプリが準備できていない乗客は、別のステーションで応対される。

第3のチェックポイントで、「My SOS」アプリに登録されている内容を確認、照合し、「健康カード」のプリントアウトを手渡される。

第4のチェックポイントでは、再び「健康カード」をチェックされ、唾液採取検査の手続きが行われる。

第5のチェックポイントで、いよいよ唾液検査。筆者は、規定量の唾液を採取するのに時間がかかり苦戦した。ようやく唾液を採取し、検査終了。

最初にチェックインしてからここまでの所要時間は、約1時間15分。

第6のチェックポイントで座席番号を渡され、指定された座席で検査結果が出るまで待機する。待機場所は、通路に椅子を並べて設置されており、トイレの他は何もなし。待機時間約1時間30分。

ようやく自分の番号を呼ばれ、最後のチェックポイントへ。

テスト結果「陰性」の証明書を受け取り、すべての検疫手続きが終了。

その後の入国審査、預け入れ荷物引き取り、税関申告すべてスムーズに通過。飛行機到着後からここまでに要した時間は、約3時間。予想していたよりも早く終了した。晴れて3年ぶりに日本の大地を踏むことができ、感無量だった。


入国者健康居所確認アプリ(MySOS)とは・・・

「My SOS」とは日本の厚生労働省が作った、健康居所確認アプリの名称。日本に帰国・入国した人が待機期間中の現在の位置を確認したり、健康状態を報告する一方、入国者健康確認センターがビデオ通話を行い、現在地を確認するなどの用途で使われます。

※成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港より入国する方は、この「My SOS」アプリ利用を含めた「ファストトラック」を利用し、日本に入国する前に、アプリ上で検疫手続きの一部を事前に済ませることができます。

厚生労働省・入国者健康確認センター 「ファストトラック」ご利用案内Webサイト

▲上記リンクに「My SOS」アプリインストールの案内が掲載されています。

 *搭乗便到着予定日時の6時間前までにアプリ上での事前申請を完了してください。