◆介田 麻由(かいだ・まゆ)
日本の高校卒業後、ファッション専攻のためカリフォルニアに留学。UniqloのVMD(ヴィジュアルマーチャンダイザー)を経て、2020年2月、Majishinkaを開業。
【ウェブサイト】www.majishinka.com
【連絡先】[email protected]
【Instagram】 Majishinka
【Facebook】 Majishinka
COVID-19の影響で社会全体が閉塞する空気の中、とびきりポップでクールなデザインのブランドが、サンフランシスコ・ベイエリアで産声をあげた。その名もMajishinka(マジ進化)。個性的なファッションをさらりと自然に着こなす、オーナーのMayuさんをJ weeklyがインタビューしました。
|ファッショナブルなMayuさん、小さい頃はどんなお子さんでしたか。
3歳の時から幼稚園に着ていく洋服を3種類セットして、朝の気分にぴったり合う洋服、靴、靴下、髪型を決めて、母に希望の髪型を指定しているようなファッションにとてもうるさい子どもでした。バービー人形で遊んでいる時、銀のドレスを表現したく台所からアルミホイルを持ってきてグルグル巻きにし、バービーのファッションショーをしていた記憶があります。母は今でもそれが衝撃的だったと言っています。
|渡米したきっかけは何でしたか?
高校生の時に一度カリフォルニアでホームステイをして、個性を大事にする寛大な文化に触れ、ここで勉強したいと強く思いました。その後、日本の大学で国際文化学を勉強することも念頭にあったのですが、勉強するより実際に渡米して生活することで視野を広げたいと思い高校卒業後、すぐ渡米しました。また、守られてきた世界から飛び出し、英語を通して世界に友達の輪を広げ、自分の限界に挑戦したいと思いました。
|Majishikaを開業したきっかけを教えてください。
小さい頃からずっと絵を描いては友達に手紙を書き、喜んでもらうのが嬉しかったです。絵ばかり描いていた延長からこれが靴下やタイツだったら絶対可愛いな、と。試しにサンプルを作っている時、病気や恋の悩みを抱える友達と話していて、この人たちを喜ばしたいと思いました。私の商品を通して人々を助けたい、その思いがきっかけです。人生は長いようで短いのでできることは今やるしかない、と使命感にかられて開業しました。この開業をきっかけに、悩みを抱える人々が一瞬でも元気になれたり、クスッと笑える瞬間を提供できるもの作りを目指していきたいと思います。この混沌とした社会の中でMAJIでSHINKA(進化)していけるプロジェクトの提供を皆さんと共にしていきたいと思います。
|Majishikaのイチオシ商品を教えてください。
COVID-19の影響のため、現在はサイトでネックゲーターとバンダナを販売しております。全部イチオシですが、特に人気なのはEye Revolution Neck Gaiter (おメメ革命)とTiger Tattoo Neck Gaiter (虎)です。どちらもCOVID-19の影響で被害が出始めてから皆さんを勇気付けたいという意味で、”We Can Do It”や「負けたらあかん」とメッセージが入っています。秋の新商品は派手な靴下を展開します。ファッションの一部として是非使ってみてください。シンプルな服装でもこれ一つでアップグレードされますよ。
|アメリカで開業する大きな挑戦を、ご家族は応援してくれましたか。
家族にはいつも事後報告です。そんな派手な商品売れるの?といつも聞かれます。笑
|今後どのようにMajishikaを展開していきたいですか?
2020年の秋、冬は靴下、タイツの商品展開していく予定で、レギングの展開も検討中です。足元のお洒落を新しい形で支えていきながら、他のブランドとのコラボレーション、アメリカ各地のArtistと共にアートと文化を社会に広げていけるように邁進していきたいと思っています。アメリカ西海岸を発端とし、世界へと平和に向けて今私たちArtistが表現や商品を通してお客様に少しでも喜びと希望をお届けできたらと思っております。
|J weekly読者へのメッセージ
是非、Majishinkaのオフィシャルサイト(www.majishinka.com) をチェックしてみてください!原宿スタイルが好きな方、チャレンジしたいけど抵抗がある方、勇気付けたいなという御家族やお友達がいらっしゃる方、人と同じマスクすることに飽きた方!プレゼントとしてもご好評いただいております。是非私の作品が愛と共に届きますように。又、ArtistやPerformer してご活躍の皆様、一緒にコラボレーションしませんか?是非ご連絡ください。あなたのご活躍を応援しながら、一緒に素晴らしいものを作り、MAJIで進化していきませんか?